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所在地 京都府京都市左京区一乗寺竹ノ内町
宗派 天台宗
寺格 門跡寺院
創建 947
開基 是算
機能 寺社
文化財 古今和歌集(曼殊院本)1巻(国宝)
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日本の建築空間掲載(書院 1656)
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詩仙堂からさらに細い道を進んみ、山に向かって坂道を登っていくと見えてくるのが天台宗の門跡寺院の一つ曼殊院門跡(まんしゅいん)。昨日訪れた三千院を始め、青蓮院、妙法院、毘沙門堂門跡と並び、天台五門跡の1つに数えられる寺院である。門跡と言われるだけあって、境内はゆったりとした配置で見事な書院と庭園を見ることが出来る。三千院同様に、都の北東に位置し、比叡山西麓の斜面を利用した伽藍配置となっている。
山門脇の駐車場に車を停めるが、妻は既に寺社空間はお腹一杯だから車で待っているというので、一人で門を潜って拝観料の600円を払い中へと向かう。いきなり台所に当たる庫裡から入る珍しい参拝ルート。
渡り廊下を伝わっていく大書院前に広がるのは曼殊院書院庭園。この庭園は江戸時代の小堀遠州の作庭で、遠州好みの枯山水庭園で、水の流れを表現する白砂の上に鶴島と亀島が配されている。
素晴らしい庭園なのだが、やはりそれも一人で鑑賞するのはなんだか味気ない気がし、こういうものはやはろ同行二人がいいものだと改めて思いながら、あまり妻を待たせないようにとやや早足で渡り廊下を戻ることにする。
あまりの暑さの為に、受付脇にある自動販売機に目がいき、妻の目の前では「デブの元凶」として炭酸飲料はほとんど飲ませてもらえないので、これはチャンスとばかりに自販機でメッツを購入しゴクゴクと咽喉を鳴らす。なんとも清清しい。吸収した糖分と水分は参拝中にかいた汗でプラスマイナス・セロだと自分に言い聞かせ、飲み終えた缶をゴミ箱へ投げ捨て証拠隠滅を終えて、次回は是非とも予約を入れて特別公開の八窓軒茶室を見学したいものだと思いながら車に戻ることにする。
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