奇数の重なりも、すでに4つ目。
「七夕」を迎えた今日、ふとそんなことを思いながら夜空を意識する。
暑さも徐々に厳しさを増し、そろそろ蝉の声も聞こえてきそうな季節。
浴衣に身を包んだ人々で街中がどこかふわふわと浮き立つような、夏祭りの夜が恋しくなる頃。
今年の夏も、様々な場所で彦星と織姫のような美しい再会を果たす人々がいることを、
夜空を見上げながら願わずにはいられない。
そんな温かな風景に思いを馳せつつ、
心待ちにしていた村上春樹の新刊を静かにめくる七夕の夜。
正月から鶏、狗、猪、羊、牛、馬の不殺生の日とし、そして7日目には人。
今日は人への刑罰を行わないとされてきたという。
同時に春の七草と呼ばれる野菜を入れた粥を食べることで、
新年の健康を祈願した日でもある。
折しも今日は満月。
今日から15日後の朔日には中華新年となる、
太陽暦と太陰暦が奇しくも交差する一日となった。
夜空に綺麗に輝く月を眺めながら、
せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ
爪を切りながら、七草を口ずさむ一日にしよう。