2025年9月23日火曜日

天秤座(Libra,ライブラ, 天秤宮,風) 9月23日~10月23日

 



昨年と同じように、一か月前の乙女座の始まりを振り返ると、
甲子園決勝で沖縄尚学が優勝を果たした日であり、
乙女座の一か月で季節が一気に夏から秋へと移ろったことを思い出す。

チベット鉄道の車窓で高山病に苦しみながらも、
朝陽を受けて輝くチョモランマの頂を仰ぎ見ることができたこの一か月。

朝晩の冷え込みにニットの温もりが恋しくなり、
衣替えの時季が待ち遠しく感じられる天秤座の季節。

冬へと向かうこの時期、身体と心を整えながら過ごしていきたい。





秋分 (しゅうぶん 二十四節気の16番目)

 

気が付くと日差しの強さも幾分和らぎ、
空気の中に確かな秋の気配を感じるようになってきた秋分の日。

暦の上で秋の真ん中を示す節気に促され、
秋の味覚を楽しもうと炊き込みご飯でも作ってみようかと思い立つ。

木々の葉の彩りが移ろう速さのように、
秋分を過ぎればあっという間に年末へと突入していく。

そろそろ意識も来年へと向かい始め、
カレンダーを準備しながら過ごすことにする。

2025年8月23日土曜日

処暑 (しょしょ 二十四節気の14番目)

 

今年の甲子園で見せた県立岐阜商業の清々しい活躍は、
昨年夏の大社旋風や2018年の金足旋風を思い起こさせた。

野球が好きで、個性豊かなメンバーたちがそれぞれの持ち味を発揮し、
これまでの練習を信じて、バットを短く持ちながらもプロ注目の強豪校投手の球を打ち返す。

地元出身者が中心となる公立校の快進撃は、
甲子園がなぜこれほど多くの人の心をつかむのかを物語っているようだ。

今年の大会では、多くの素晴らしい二年生が活躍した。
来年の夏への期待を膨らませつつ、沖縄尚学と日大三高による決勝を楽しむことにしたい。 


 




乙女座(Virgo,ヴァルゴ, 処女宮,土) 8月23日~9月22日

 

乙女座の季節に入るこの時期は、空気の中にうっすらと秋の気配が混じり始める。
振り返れば昨年の乙女座に入るこの日に甲子園の決勝が行われたが、
今年も雨で一日順延し、くしくも同じ日に沖縄尚学と日大三高との決勝が行われる。
ほとんどなかった梅雨の季節と暑い夏を経て、
それでも地球は確実に秋へと季節を推し進めていくのを感じるこの季節。
季節の巡りに取り残されないようにと、
前に向かって歩を進める秋になることを期待する。






2025年8月7日木曜日

立秋 (りっしゅう 二十四節気の13番目)

 

二十四節気を追っていると、昨年のこの時期や、
ひとつ前の節気からの2週間を自然と振り返ることになる。
昨年の今ごろ、私はどこにいて、何を考えていたのか。
そして、この2週間でどんな出来事を経験したのか。

東北の夏を彩る竿燈まつりやねぷた祭りを体験することができた今年の夏も、
立秋を迎え、暦の上では秋へと移ろっていく。
これからの2週間は、甲子園の熱戦が心を震わせてくれる時間になるのだろう。
新たな勝者が決まるころには、すでに秋の気配が漂いはじめているに違いない。 


やがて訪れる「収穫の秋」へとつながるような時間となることを願いながら、
この季節を丁寧に過ごしていきたい。 


 




2025年7月23日水曜日

獅子座(Leo,レオ, 獅子宮,火) 7月23日~8月22日

 

                                    夏の極みである夏至と共に始まった蟹座の一か月。
                ローランギャロスの悔しさを糧に、しっかりと対策をとってきたシナーが、
            決勝の舞台で アルカラスを圧倒し、初のウインブルドンのタイトルを獲得した。
                                    フォーマットを変えたクラブ・ワールドカップでは、
                                           CLを圧勝したPSGが順当に決勝に勝ち進むも、
                                チームの変革が進みつつあるチェルシーに圧倒されるなど、
                既に次のシーズンに向けて様々なものが動き出していると感じさせられた。
                    獅子座の季節が始まると、地方予選から一気に甲子園へと熱が向く。
                            今年は夏はその先に繋がるような過ごし方をしたいと願う。
 




 

2025年7月22日火曜日

大暑 ( たいしょ 二十四節気の12番目)

 


                                                           鉄道網が世界を覆う前は、
                                        多くの人類が海を経て違う都市へと移動していた。
                                            海からアプローチする都市がどんなものか、
                               そんなことを海の上で考えることになった今年の小暑の季節。
                                                360度見える海の上で眺める夕日や満月は、
                                                    なんだか特別なものに感じるのと同時、
                                                陸が見えた時の安心感もまた格別であった。
                                             夜空に咲く花火をイメージした大暑の木彫り。
                                                 今年はまた違った夏の祭りを体験しよう。