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2013年12月21日土曜日

鍼灸(しんきゅう)


我々の「食」のメンターであったインドネシア系アメリカ人の友人が、アメリカに戻る前に行ったフェアウェルで、彼女がかかっていたと言う「鍼灸」の先生を紹介してもらう。

妻も最近、自らお灸をやったりと東洋医学に何かと興味津々らしく、こちらも長年苦しむ肩こりと偏頭痛が取れるのでは?と期待をこめて電話して診てもらうことにする。

土曜日の早朝。指定されたのは胡同の一角の四合院。指定された住所の前で電話をすると「こっちこっち」と中から呼んでくれる人のよさそうなおばさん。一般的な胡同の家屋に招き入れられ、早速お茶を入れてもらいながら紹介してくれた友人のことなどあれやこれやと話をしながら、それぞれの症状を説明する。

「では、こっちのベッドで」と言われるままに薄着になりベッドに横になるが、なんといっても人生初の「鍼灸」。緊張しながら待つが、やはり針をさされた瞬間は「ビリビリ」とかなり刺激が走ったが、思ったよりも痛みは感じることはない。

「何時に寝ているか?」

と聞かれるので、

「大体24時から1時の間」

と答えると、「アイヤー、それは徹夜だよ。何て恐ろしいんだ。」と。

なんでも、人間の身体にとっては夜の11時から1時は一番大事な休息の時間であり、昼間活動して夜は休む。中国語で「排毒」といういわゆる「デトックス」の時間だと言う。つまりは身体がしっかりと休めてない状態を何年を続けているらしい。

10年以上続いた「頭痛」。日本の病院にいけば、首や肩甲骨に注射を打って筋肉を弛緩させても改善されず、中国の病院にいけば「体型不好」と言われ、週に何度もマッサージにいって何とかごまかしていたが、そのマッサージも「マッサージは一時的にリラックスされるだけで根本的な解決ではない」とのこと・・・

ちなみに「ツボ」は中国語で「穴位 xuéwèi」というらしく、頭や首が痛いと言っても、足や肘のツボを押して、「どう?痛みが無くなった?」と聞いてくるのを見ると、流石は悠久の歴史を持つ東洋医学だと思わずにいられない。

40分ほど針をしてもらい、その後ところどころマッサージされ、なんとか頭が軽くなった気がしながら、「仕事してストレスかかった時にも頭痛がなければいいけどな」と思いながら、変わりに針をされている妻を待ちながら読書をする土曜の早朝。

2013年3月20日水曜日

体型不好


何年も続く肩こりと首こりの症状。日本では整形外科に通って首を吊るす器具でリハビリをしてみたり、電磁波を当ててこりをとってみようとしたり、筋肉弛緩剤を注射してもらったりと様々な事を試したが、せいぜい数日の効果のみでまた元の木阿弥。それに伴う慢性的な頭痛。

中国ではマッサージ屋で何人も試してみて、結局信頼出来るの一人のマッサージ師に首の横側をマッサージしてもらう治療を週に二日ほど行い、カチカチの状態からなんとか動くという状態まで二人三脚で脱却を計るが、やはり根本治療にはなってないということで、そのマッサージ師の勧めもあり、中国医の先生に診てもらい漢方を使用して身体の内部から調整した方がいいと言われるので予約を入れてみる。

妻も少し前からその先生に見てもらっては漢方で体調を整えてもらっていたので、一緒に診療してもらう。その病院は中国医先生と西洋医学を専攻している先生の二人に同時に見てもらい、西洋医学、中国医学両方の側面から一番良い手段をとってくれるという。

脈を取りながら、べーっと出した舌の色を診て、「顔色が悪いのがねぇ」と首を傾げながらいう先生。これでやっと苦しいこり生活から脱却がはかれるかと期待を膨らませち、待った先生が発した言葉は、

「頭が大きくて、首が短い。典型的なこりの体型ですね」と・・・・

それをいったら元も子もないじゃない・・・
西洋医学、東洋医学関係ないじゃない・・・

それでも漢方を出してもらって、これは肩こりに余計悪いなと思うくらいがっくりと肩を落とし帰宅し、その後道ですれ違う人で同様の体型の人が前から来ると、きっとあの人も肩こりが激しいのだろうと想像しながら、

「体型不好人来了」と横の妻につぶやく。