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2026年7月23日木曜日

獅子座(Leo) 7月23日~8月22日

 


スポーツ一色に染まった蟹座の一か月。 

全仏オープンで悲願のグランドスラム初制覇を果たしたズベレフ。
そして、連覇を狙う若き王者シナー。
世界ランキング1位と2位による頂上決戦となったウィンブルドンは、
接戦の末、シナーの勝利で幕を閉じた。

海の向こうで開催されたワールドカップでも、
ランキング1位から4位までが順当に準決勝へ駒を進めた。
決勝は、1位アルゼンチンと2位のスペインによる一戦。
若い才能を擁しながら、組織力と個の力を高い次元で融合させたスペインが、
見事な戦いぶりで頂点に立った。

どんな世界でも、一つの時代を築いた世代が頂点に君臨し続ければ、
その座を脅かす新たな力を持った若い世代が必ず現れる。
二つの大会を通して強く感じたのは、まさに「世代交代」の息吹だった。

その姿に刺激を受けながら、自分自身もまた、これまでの歩みを見つめ直し、
新たな気持ちで次の一歩を踏み出す夏にしたいと思う。




 

2026年7月7日火曜日

七夕

 

奇数の重なりも、すでに4つ目。 
「七夕」を迎えた今日、ふとそんなことを思いながら夜空を意識する。


暑さも徐々に厳しさを増し、そろそろ蝉の声も聞こえてきそうな季節。
浴衣に身を包んだ人々で街中がどこかふわふわと浮き立つような、夏祭りの夜が恋しくなる頃。


今年の夏も、様々な場所で彦星と織姫のような美しい再会を果たす人々がいることを、
夜空を見上げながら願わずにはいられない。
 
そんな温かな風景に思いを馳せつつ、
心待ちにしていた村上春樹の新刊を静かにめくる七夕の夜。 

2026年6月21日日曜日

夏至 (二十四節気の10番目)

 

どこかに美しい村はないか
一日の仕事の終りには一杯の黒麦酒
鍬を立てかけ 籠を置き
男も女も大きなジョッキをかたむける
 
どこかに美しい街はないか
食べられる実をつけた街路樹が
どこまでも続き すみれいろした夕暮は
若者のやさしいさざめきで満ち満ちる
 
どこかに美しい人と人との力はないか
同じ時代をともに生きる
したしさとおかしさとそうして怒りが
鋭い力となって たちあらわれる

——茨木のりこ「六月」(『見えない配達夫』所収)

地球の地軸が23.4度傾いているおかげで生み出される、豊かな季節の変化。
その変化のピークを示す二至の一つである夏至の日には、
日常では流れていってしまうような長いスパンの時間に想いを馳せたい。
そんな時に思い出されるのが、 今年、 生誕100年を迎える茨木のりこの詩。
人間らしく美しい街並みや人と人との温かい結びつきを、
仲間たちと共に力を合わせて形にしていきたいと、願う夏至の一日。






2026年6月6日土曜日

芒種 (二十四節気の9番目)

 

建築というのは、設計から竣工まで本当に長い年月がかかるものである。
我々が手掛けるプロジェクトは規模の大きなものが多く、
一つの建築が完成を迎えるまでに5年以上の歳月を要することは日常茶飯事でもある。
そんな中、今年の前半はいくつものプロジェクトが立て続けに竣工を迎えた。
長い時間をかけ、数え切れないほど多くの人が関わり、ついに社会へと手渡される。
そして人々に使われることで、ようやく建築に命が吹き込まれていく 。
穀物の種を蒔く時期を意味する「芒種」の季節。
何年も先に芽を出すであろう様々なプロジェクトの種に、
大きく健やかに育つようにと、改めて願いを込める 






2026年5月21日木曜日

小満 (二十四節気の8番目)

 

念願のオスロ・オペラハウスでは素晴らしいBOHの在り方に触れ、ドブロブニクではクロアチアワインの奥深さを知り、ロンドンでは建築の世界の幅広さを改めて実感する。そんな濃密な立夏の季節を経て、いよいよ緑が眩しく輝く小満の季節へと移っていく。

行く先々で出会う人々は、誰もが自分の仕事に誇りを持ち、それを心から楽しんでいるのが伝わってくる素晴らしい方ばかり。

そんな出会いから受け取った大きなエネルギーを大切に。目の前のプロジェクトと、その奥に広がる大きな社会をしっかりと意識しながら、一つ一つの仕事に誠実に向き合う二週間にしていきたいと思う。 



2026年5月5日火曜日

立夏 (二十四節気の7番目)

 

四立の一つ、夏の始まりを告げる「立夏」。
馴染みの蕎麦屋で始まる夏季限定の「バジル蕎麦」が、
この季節を彩る恒例の楽しみになったことに喜びを感じ る。

桜色に染まるオスロの夕焼けに包まれ、人々で賑わうオペラハウスを体感し、
都市の風景として鮮やかに溶け込む建築の在り方に思いを馳せながら、
今はハンプシャーの雄大な自然の中でこの立夏を迎えている。

かつて青春を過ごしたロンドンの街角には、
当時の青い感情が今も染みついているようで。
25年前の自分から改めてエネルギーをもらったような不思議な感覚に包まれる。

この夏は、さらにその先へと視線を投げかけて過ごす、
そんな季節にしたいと願う。




2025年7月23日水曜日

獅子座(Leo,レオ, 獅子宮,火) 7月23日~8月22日

 

                                    夏の極みである夏至と共に始まった蟹座の一か月。
                ローランギャロスの悔しさを糧に、しっかりと対策をとってきたシナーが、
            決勝の舞台で アルカラスを圧倒し、初のウインブルドンのタイトルを獲得した。
                                    フォーマットを変えたクラブ・ワールドカップでは、
                                           CLを圧勝したPSGが順当に決勝に勝ち進むも、
                                チームの変革が進みつつあるチェルシーに圧倒されるなど、
                既に次のシーズンに向けて様々なものが動き出していると感じさせられた。
                    獅子座の季節が始まると、地方予選から一気に甲子園へと熱が向く。
                            今年は夏はその先に繋がるような過ごし方をしたいと願う。
 




 

2025年7月22日火曜日

大暑 ( たいしょ 二十四節気の12番目)

 


                                                           鉄道網が世界を覆う前は、
                                        多くの人類が海を経て違う都市へと移動していた。
                                            海からアプローチする都市がどんなものか、
                               そんなことを海の上で考えることになった今年の小暑の季節。
                                                360度見える海の上で眺める夕日や満月は、
                                                    なんだか特別なものに感じるのと同時、
                                                陸が見えた時の安心感もまた格別であった。
                                             夜空に咲く花火をイメージした大暑の木彫り。
                                                 今年はまた違った夏の祭りを体験しよう。



 





2025年7月7日月曜日

小暑 (しょうしょ 二十四節気の11番目)

 

観測史上最速の梅雨明け宣言を経験した今年の夏至の季節。
驚くほど遅くなった日の入りと共に、
昼間は毎年更新されるような暑さに苦しまれながらも、
地球と太陽の関係性は、確実に冬に向かって進んでいく。
窓辺に掛ける風鈴をイメージした小暑の木彫り。
チリンチリンと涼し気な音に、
ピークを過ぎた季節の移り変わりを感じる二週間にしたいものである。 





七夕(しちせき/たなばた) 五節句 7月7日

 

五節句も七夕を迎えると、今年もすでに半分が過ぎたのかと驚かされる。
願いの書かれた短冊が竹の枝を飾る風景に、
本格的な夏の季節の始まりを感じる。
花火や夏祭りが気になりだすこの時期に、 
希望に満ちた多くの願いが登っていく空を見上げながら、
暑くとも素敵な夏になることに想いを馳せる。

2025年6月21日土曜日

夏至 (げし 二十四節気の10番目)

 

梅雨に入ったはずなのに真夏のような暑さが襲ってきた芒種からの二週間。
自分の居る空間を快適にしようとエアコンを稼働させて、
その代償として吐き出される熱が都市をより暑くさせる。
利己的に快適性を求める結果、
都市や地球全体が、生物の住める環境ではなくなりつつあるのを実感する。
そんなことはお構いなしに、中東では緊張感が高まり、
都市が破壊される姿が日々報道されている。
一年で最も太陽が高く昇り、昼間の時間が最も長くなる日である夏至に、
一体どんな未来を想像できるのだろうか。
 

 




蟹座 (Cancer,キャンサー, 巨蟹宮,水) 6月22日-7月22日



 
ヨーロッパから戻ってすぐに始まった双子座の一か月。
時差を戻し、体調を整えながら過ごす中で、 
チャンピオンズリーグではPSGがついにビッグイヤーを手にし、
全仏オープンではこの先長くライバル争いを見せてくれるであろう、
アルカラスとシナーとの大激戦に心を震わせた。
急激に暑さを増してきたこれからの一か月は、
身体と心のバランスに注意しながら、
蟹の様にじっくり観察しながら進むことを意識する。
 



 

2025年6月5日木曜日

芒種 (ぼうしゅ 二十四節気の9番目)

 

今年は大仏蛍を見て夏の到来を感じることは叶わないが、
地元に戻って懐かしい友人達との再会が待っていると思うと、
楽しみの多い芒種の始まりである。
パリ・サンジェルマンがその圧倒的な創造性と破壊力で初のビッグイヤーを獲得し、
可変性を取り汲んだフォーメーションの新しい美しさを見ることができた。
今週末に迫った全仏オープンもいよいよベスト4が出揃い、
BIG4の残り一人となったジョコビッチと、シナー、アルカラスという、
次世代のトップ二人との対決がどのような結末になるのか、
寝不足の続く一週間になりそうである。