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2017年6月17日土曜日

ポートベロー・マーケット(Portobello Market) ★★★


時差に適合すべく、早朝から活動しようと向かった先は妻が程よいサイズのティーポットが欲しいと行きたがっていたポートベロー・マーケット(Portobello Market)。土曜日は市が立つというので、アンティーク探しに向かうノッティング・ヒル・ゲート駅。

学生時代はレザーのジャケットを求めに何度も足を運んだが、その際にはアンティークの食器などまったく目も向けなかったので、改めて1km近い通りに並ぶ屋台をじっくり見ていくと、まぁあるわあるわ、シルバーに輝くいかにも年代物の食器類。

こういうものは朝食のビュッフェと一緒で、まずはざっと全体像を把握するために、一度向こうまで行ってみたほうがいいと思いつつ、早速手前のアンティークエリアでワゴンに並ぶティーポットに足を止める妻のペースに合わせて、意外と数の無い、小さめのティーポットを探してみる。

途中、「如何にもマーケット」というホットドッグを朝食代わりにし、若者たちが路上でアカペラでのパフォーマンスをするのを見ながらコーヒーをすすり、やっと見つけた目当てのサイズとデザインのティーポットを購入し土曜の朝のロンドンを満喫する。





2017年4月24日月曜日

Central Embassy_Amanda Levete 2014 ★★


クライアントの手配によって、非常に交通の便のいいロケーションにホテルを取ってもらったので、せっかくだからと朝早くおきて、持ってきたランニングシューズに履き替えてすぐ近くの敷地を見てまわったり、かつて訪れた時にも朝走りに訪れたルンビニー公園まで足を伸ばしたりとしてみることに。

以前は無かった風景の中心となっているのがこのCentral Embassy。すっかりスクンビット通りの新たなるランドマークとして人々に受けいれられている様子である。設計は毎年訪れているAAスクールのExternal Examinerでも一緒になるアマンダ・レブト(Amanda Levete)。上層にパーク・ハイアットが入るバンコクでも最高級に位置する商業施設ということである。

その特徴的な外装は小さな二種類の折れ方をしたパネルを折り重ねていくことで、施工精度が問題として見えてくるのではなく、それを呑み込む様な方式となっているようで、全体としてゆったりとした曲面をうまく表現していながら、特徴的なスカイラインを街に作り出しているのには感心する。

地下には街でも有名な美味しいといわれる屋台を招聘し、相当高級なフードコートとして人気を博し、何度にも渡って拡張した結果、今ではフロアの端から端まで料理を選んでいるとお昼の休憩が終わってしまう、そんな規模にまで拡大しているという。

初日はクライアントに連れられてこのフードコートにてランチをし、夜には上層階に位置するかなりお洒落なフュージョン・レストランにてディナーを取るなど、すっかりバンコクの都市生活の一部として定着している模様。

ちなみに、クライアント曰く、雨の多いバンコクでは、商業施設におけるテラスはそれほど価値を見出されていなかったが、この建物の成功でその見方もかなり変わってきているという。

二日目はさすがによりローカルなものをという要望を出し、この建物の向かいの道の地元の人でごった返すマーケットの中の小さなヌードル屋さんで、お腹に優しい味の麺を美味しくいただいた。


















2015年12月5日土曜日

開封鼓楼(开封鼓楼,kāi fēng gǔlóu,かいふうころう) 1379 ★★



大相国寺の脇道を北上していくと前方にやたらと大きな鼓楼が見えてくる。周囲に建物がない為に視界が開けてどの方向からも随分とシンボリックな風景を作り出すこの開封の鼓楼は明代に建設されたもので、中国最古の鼓楼とされている。ということは、明以前の時代には鼓楼というもの自体が存在しなかったということになる。

ということはこの開封が最も栄えた北宋時代、つまり960年から1127年の間にはこの街に存在しなかったということになる。元々の昨日としては太鼓の音で時間を知らせたり敵襲の時に警報を鳴らしたりということなので、首都として君臨していた北宋時代には必要の無かったものなのだろうかと想像を膨らませる。

この開封鼓楼は周辺とともに、2013年に改修工事を施され随分ときれいになったとされているが、現存する鼓楼の中で比較的良い状態で保存されているのが北京、西安、南京の鼓楼だというが、北京のものも随分と手を入れられている気がするが・・・と余計な思いを巡らせてしまう。

さて、この開封鼓楼を有名にしているのはこの鼓楼の夜市。つまり屋台街の存在。どうやらこれは首都であった北宋時代からの名残のようであるが、様々な人と物が流れ込んだ当時の開封では、夜市が非常に盛んになり、現在もこの整備された鼓楼の周囲に様々な屋台が立ち並ぶということで、せっかくだからと夜ホテルにチェックインして、20時ごろから一人であちらこちらと屋台を冷やかしながら焼きイカやらなんやらとつまみながらかつての開封の夜市の風景に思いを馳せることにする。