「パリは頑張れば歩いて回れる」とはよく言うが、実際に走ってみると思っていたよりも広いことが良く分かる。もう少しテンポ良くノートルダムあたりまで到着しているかと思ったが、未だに道半ば。ホテルまで戻ることを考えると、あまり遠くまで行ってしまっても体力的にきつくなる。
ということで一瞬迷う。
南下してシュルピスに行くか、それともそのまま東に向かいノートルダムまでいくか?
そんなターニングポイントに位置するのがサン・シュルピス教会(Saint-Sulpice Church) 。
1646年に建築が開始され、ヴェルサイユ宮殿を設計したルイ・ル・ヴォーを中心に設計がなされ、ほぼ100年かけて1745年に完成した教会堂。その大きさは幅58m、高さ34mとパリではノートルダムに次ぐ二番目の大きさだという。
その大きさの為に写真に収めるために随分引かなければいけない。教会前に広がるサン・シュルピス広場の端までいってはしゃがんでカメラを構えることになる。
小説「ダ・ヴィンチ・コード」でも重要な舞台となったこの教会。どっしりと安定したその構え方を堪能し、脇道から東へと進むことにする。
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