折角パリに来たのだから、朝のランニングで昼間に回ることのできない市内の建物を巡ってこようと、朝7時前に起きだし外へ出る。「ミュンヘンよりはあったかいのでは・・・」と甘い期待を裏切るように半袖半ズボンのランナーにはあまりに厳しい寒さ。
「日がのぼれば暖かくなるはずだと」気合を入れて、まず向かったのはコンコルド広場(Place de la Concorde)。南西にエッフェル塔が良く見え、振り返るとセーヌ川の向こうに太陽が空を赤く染めながら上ってくる。
フランス革命中にはマリー・アントワネットの処刑が行われたりと、この街の歴史を作る舞台となってきた広場。朝早いというのに、メトロポリスの一日の始まりを告げる様に行き交う車や人々の姿を眺めながら川を渡って南へと渡ることにする。
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