2016年2月20日土曜日

「サイドカーに犬」 根岸吉太郎 2007 ★

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監督 根岸吉太郎
原作 長嶋有「サイドカーに犬」 
脚本 田中晶子・真辺克彦
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ヨーコ:竹内結子
近藤薫:松本花奈、ミムラ(20年後)
近藤良子:鈴木砂羽
浜口:トミーズ雅
増田治五郎:温水洋一
吉村:椎名桔平
近藤誠: 古田新太
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「真田丸」での茶々で自由奔放な姿を演じている竹内結子が、同じように自由奔放な若い女性役を主人公として演じる。母親が姿を消し、古田新太演じる父親と弟の三人で生活をする家庭にある日突然家に姿をみせるようになる父の若い愛人であるヨーコ(竹内結子)の姿に戸惑いながら徐々にその距離を値締めてゆく娘の感情に沿うようにして物語は進んでいく。

原作小説の作家である長嶋有はこの作品で芥川賞候補となるが受賞ならず、その代わりに翌年「猛スピードで母は」で見事芥川賞を受賞したようであるが、今まで待ったく手にした事がなかったので、これを機会にと何冊か読んでみることにする。

この映画を見ると、今年の「真田丸」のキャスティングも恐らくこの映画を見た人によって行われたのでは・・・と思うほど、少々安っぽい感じのする女であるが、憎めない愛くるしさがある奔放な姿を演じる竹内結子ははまり役なんだろうと思いながらも、真田丸で運命的な再度を迎えると示唆した茶々が源次郎とどのように最後を迎えるのかを楽しみに一年大河ドラマを楽しむことにする。

根岸吉太郎








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