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所在地 兵庫県神戸市垂水区宮本町
主祭神 上津綿津見神・中津綿津見神・底津綿津見神
社格 式内名神大社
本殿の様式 三間社流造銅板葺
別名 日向大明神
創建 伝神功皇后朝
機能 寺社
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播磨三大社(伊和神社・粒坐天照神社・海神社)
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国道2号線でもある海岸通を東に向かい、徐々に神戸に近づいている雰囲気を感じていると、周囲から相当な量のパトカーと救急車が大きな音を立てて駆け抜けていく。「これは相当な事故があったんじゃないか・・・」と思ってしばらく車を走らせると、パトカーとJR関係者の車が集まっている箇所があり、左手を見ると上の線路の上にも多くの関係者が・・・。後ほど調べてみると、JR神戸線の垂水駅-舞子駅間で人身事故が発生し、その事故対応のために相当な時間がかかったようである。
そんなことに気を取られていると、海岸通沿いにいきなり現れる鳥居を見逃しそうになり、急いでハンドルを切って鳥居をくぐる。相当な交通量がある通り沿いにある神社で、敷地も限られているためであろうか、境内の多くの部分は駐車場になっており、しかも入り口は鳥居をくぐってそのままアクセスするタイプ・・・
「参拝です・・・」と伝えると、料金は取られず「ここに停めてください」と。恐らく参拝客以外の注射客がほとんどなのだろうと想像するのに難くない係りの人の対応。なんとなく申し訳なくなり、迷惑かけないようにと、そそくさと参拝をすることになる。
参拝を終えて振り返ると、目の前に広がる明石海峡。そして今度は下から見上げる明石海峡大橋。流石海の目の前に鎮座する神社だけあって、祀られている祭神ももちろん海に因んだ神々。
上津綿津見神(うわつわたつみのかみ):海上=航海の神
中津綿津見神(なかつわたつみのかみ):海中=魚(漁業)の神
底津綿津見神(そこつわたつみのかみ):海底=海藻、塩の神
この地の生活がどんなものだったかを想像させるような神々の役割。それにしても境内まで響いてきて、一向に止まる様子の無いサイレンの音に、相当な事故だったのだろうと想像し、最後まで気を抜かずに安全運転に気をつけようと駐車場から車を出すことにする。
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