2016年2月9日火曜日

武蔵国(むさしのくに) ★★ 東海道

今日はレンタカーを借りて、所沢の奥から狭山湖を巡り、そのまま東村山へとおりて小平、国立、日野、多摩、府中、調布、狛江と三多摩エリアをぐるっと巡り、最後に杉並区を経由して戻ることで、23区を中心とした東よりで理解しがちな東京への自分の理解の重心を、グッと西に傾けることにする。 

基本的に三多摩とは23区と島などを除いた地域にある32市町村の総称で、東京出身の人にはなじみのある言葉のようである。そのほとんどのエリアが旧国でいう武蔵国(むさしのくに)にかかるというので、国木田独歩によって描かれたような関東の原風景を求めに武蔵国の平野を巡ってみることにする。

国府は現在の府中市に存在し、国分寺はその名の通り国分寺市におかれていたようであり、一宮は多摩市の小野神社とさいたま市の氷川神社。所属は東海道で、武蔵の国ということで武州(ぶしゅう)とも呼ばれていたようである。

新撰組の近藤勇や土方歳三もこの武蔵野の地を駆け回っていた少年時代があるのだと想像を含ませながら、やはり23区とは違った風景に期待を膨らませながら車を西へと走らせる。





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