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2013年9月19日木曜日

中秋節

中秋の名月に当たる中秋節は、中国では家族が集う大切な節句の一つ。9月20日は家族で集まり、夜には月餅(げつぺい)を食べることで有名。そんな大切な節句なので、通常は週末も関係なく動いている事務所も基本的に3日は休みということで、その前日の夜はオフィス・パーティーを開く事に。

「一体世界中に、事務所の中に火鍋を並べ、かつてのスタッフも誘い60人もの人数でこの節句を祝う建築事務所があるのだろうか・・・」

と思いながらも、火鍋ケータリングでモクモクといかにも辛そうな湯気がオフィスの中に立ち込めながら、懐かしい顔もやってきて皆で好き好きに鍋をつつく。ビールにワインに、お決まりの白酒と、気がつくころには何年ぶりかの悪酔い。

そのまま皆はカラオケに流れるようだが、自分の移ろいやすい音程の為に綺麗に顔を出した満月が隠れてしまっては申し訳ないと呂律の回らない言い訳をし家で待つ妻のもとへと帰ることにする。

帰り道、中秋節ぴったしに満月となった月をフラフラしながら眺めながら、太陰暦だからぴったりなのは当たり前か・・・と古代の人の知恵に感心しながら更にフラフラしながら、自転車をこぎ進める。









2012年9月30日日曜日

双节快乐


旧暦8月15日の中秋節は中国でのとても大きな节日。月餅を食べてお祝いすることで有名で、この時期には、日ごろ付き合いのある取引先などからオフィスに月餅の詰め物が届いたり、何かのイベントのお土産にもらったりと、街を歩いていてもそれらしき手提げを持っている人を良く見かけるようになる。「旧暦」ということで、月の動きによって毎年微妙に時期がづれる祝祭日でもある。

それにたいして、中華人民共和国の建国記念日である国庆节。こちらは毎年変わらず10月1日となり、この日から一週間ほどの長期連休が始まり、春节と並び何億という中国人が国内外を移動する民族大移動が始まる。

その二つが重なる今年は「双节」と言われ、街の至る所で「双节快乐」とお休み気分を盛り上げる広告を目にする。

せっかくなので日本に戻って・・・と気楽に構えていたら、あっという間に日本行きのチケットが法外な値段に高騰していて諦めて、オフィスのスタッフが家族で西安に行くので一緒にどう?と誘ってくれるので、妻と一緒の初の国内旅行が古都とはなかなか渋いなとチケットとホテルを手配した矢先の一連の反日運動。

慣れ親しんだ街ならまだしも、旅行者で溢れ何が起こるか予測不能な街への旅行はということで、万一の危険を考慮して泣く泣くキャンセルし、「日本に行く中国人が続々とキャンセルしているらしい」、というニュースに誘われ再度日本行きのチケットを検索するが、まったく値段は変わっておらず、報道がいかにいい加減なものなのか納得し、妻と二人で北京に居座ることとなる今回の国慶節。

そんな初日に、何時も出勤途中に自転車で通りがかる胡同に沢山の国旗が掲げられている風景を目にし、小さいときは実家の近くでも祝日ごとには必ず日本国旗を掲げている家庭が多かったが、最近はそんな風景を見ることも少なくなったせいで、なんだかとても懐かしい気持ちにさせられる。

地球の上でどんなに愚かな争いが起きようとも、母なる地球は今日も変わらず一回転し日にちを一つ進め、確実に次の季節へを歩を進めるんだということを感じさせられながら、赤の国旗の下をくぐり抜ける。