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所在地 兵庫県姫路市本町
城郭構造 渦郭式平山城
天守 連立式望楼型
築城主 赤松貞範
別名 白鷺城
築城 1346
機能 城郭
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世界遺産
国宝
日本100名城
現存天守(松本城・犬山城・彦根城・姫路城・松江城・弘前城・丸岡城・備中松山城・丸亀城・高知城・伊予松山城・宇和島城)
国宝五城(松本城・犬山城・彦根城・姫路城・松江城)
三名城 (4姫路城・名古屋城・大坂城)
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姫路の北側から街の中心部に車を走らせると、閑静な住宅地を抜けていきなり緑の豊かな文教地区に入ったことが、通学に向かう学生の姿で感じられる。ここは戦国時代に中国攻めの拠点として重要な位置を占めた播磨国の中心地、姫路城。
織田信長の命を受け、後に豊臣秀吉となる羽柴秀吉が居城し、その秀吉の部下であった池田輝政が最後は徳川家康の家臣となって治めた城である。現存天守の12の城の一つとして、また周囲の環境と調和した素晴らしい配置計画と青い空と対話する様に映える白色のように、非常に美しくまた歴史的にも重要な意味を持つとして世界遺産にも登録されており、長くかかっていた修復作業が終了し、白さを増した姿が公開されたことで、多くの観光客を呼び込んでいるのでも知られているこの姫路城は、ぜひとも一度は実際に訪れてみたかった場所である。
その一番の記憶といえば、子供の頃に夢中になって読みふけっていたキン肉マンの王位争奪戦の最中にキン肉マンチームとゼブラチームの対決の会場となり、さらに「鯱が白鷺をくわえる時、強者、関の原に集う」という予言に沿う様に、別会場であった名古屋城と一緒に空を飛び、合体して関が原に降り立つという強烈な印象を幼少期の記憶に刻み付けた「あの白鷺城がこれか」と思う同年代はきっと少なくないだろう。
城はもちろんだが、素晴らしいのはその足元に雄大に広がる都市公園。街のシンボルとなる美しき歴史建造物に見守られ、ここで人生の中の様々なイベントを体験し、その時々の記憶に見上げた城の姿が残っているこの土地に生まれた人々は、幸せな時間を過ごすのだろうと勝手な想像を膨らませながら、城の中へと足を向けることにする。
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