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2014年2月4日火曜日

倉吉博物館 日建設計 1973 ★★

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所在地  鳥取県倉吉市仲之町
設計   日建設計
竣工   1973
機能   博物館
規模   地上2階
構造   RC造
敷地面積 13,071㎡
建築面積 1,663㎡
延床面積 2,220㎡
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第16回(1975年)BCS賞受賞作品
日本さくら名所100選 (打吹公園)
日本の都市公園100選 (打吹公園)
森林浴の森100選 (打吹公園)
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倉吉市庁舎の裏手に聳えるのは、倉吉のシンボルでもある打吹山(うつぶきやま)。その麓に広がる広大な敷地を持つ打吹公園はこの街の市民の憩いの場として親しまれており、市の主要な施設は全てこの公園周辺に位置している。その打吹公園の中にひっそりと建つのがこの倉吉博物館。

市庁舎から車を後ろに回すと、麓に駐車場があるのでそこに車を停めて、身体の芯まで冷えるような寒風吹きさす中を飛ばされないようにと傘を強く持ち階段を登っていく。恐らく晴れた日には、とても気持ちの良い公園なんだろうと思いながらも、その寒さの為にとてもじゃないが周辺の自然を楽しむ余裕もなく、目の前に見えてくる白い片流れのボリュームに吸い込まれるように入っていく。

全体としては雪国らしく、片流れの明快な形状を持った二つのボリュームが奥行きを変えながら向き合う形で配置され、手前に伸びてきた右手側のボリュームの下がピロティとなって、そこに向けてアプローチから徐々に床面が上昇しエントランスへと導いてくれる。

妻側には低い高さに水平窓が設けられ、平側には高い場所に光採りの窓が設けられている非常にシンプルな形状。内部のロビーはこの街の規模に適していると思える広さで、外部の緑に向けた開口部と段差をつけた床面が非常に上手く接合されている。

ロビー内部の螺旋階段から上部のギャラリーに登ると、逆側に設置されているスロープの存在も視線に入り、このロビー空間に多くの視線が交錯する豊かな空間だということが理解できる。

一部の展覧室が展覧会の準備中ということもあったことと、恐らく増築されて拡張されたアネックスと接合されたことから、動線計画がかなり行ったり来たりを繰り返さなければいけないのが残念ではあるが、恐らく天気の良い日には外の環境と上手く適合した心地よい空間なんだろうと想像できる建築である。









津山城(鶴山公園) つやまじょう 1604 ★★


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所在地  岡山県津山市山下
城郭構造 梯郭式平山城
別名   鶴山城(かくざんじょう)
築城主  山名忠政
築城   1441
機能   城郭
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津山文化センター側に城に入る小さな入口があるかとみてみると、どうやらそれは出口のみということで、歩くこと10分でぐるりと堀を回って逆側に位置する入口に。

この津山城(つやまじょう)。山陽道に属す美作国(みまさかのくに)の大半を領有した津山藩(つやまはん)が藩庁をおいた城下町の中心である。初代津山藩主・森忠政が古くから開けていた津山盆地のほぼ中心に位置する鶴山(つるやま)の地を選び築いた平山城であり、現在はその名残を受けて、鶴山公園(かくざんこうえん)として桜の名所となっており日本さくら名所100選にも選ばれている。

日本三大平山城のひとつにも数えられ、因みにあとの二つは姫路市の姫路城(ひめじじょう)と愛媛県松山市の松山城(まつやまじょう)。

入園料の300円を支払い平日の早朝の人影の見えない城跡へ足を踏み入れる。綺麗に整備された石垣を上がっていくと、目に見えてくるのは何かのアニメのキャラクターの看板。あちこちに設置されているその姿を見ながら、「何かのキャンペーンだろうが、流石にこれはどうか・・・」と思いながら先を進む。

桜の名所というのが納得いく、なんとも整然と配置された城郭。そして視界の先には石垣の上から開けた津山の街並みが見えてくる。水平に広がる一本の石垣のライン。その美しい一本の線は人の手と文化を感じさせてくれる。その歴史の中で生まれた人工のラインで切られた風景。時代を超えて融合したその風景はなんとも美しい。

帰り道を失いながら、なんとか案内の人を探し出して折り重なるような石垣の間を抜けていきながら、これなら攻めるのもさぞや大変だったに違いないと思いながら、まだなんとか持っている空模様を気にしつつ次の目的地へと向かうことにする。