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所在地 大分県大分市勢家町
主祭神 武甕槌命、経津主命、天津児屋根命、姫大神
社格 旧県社・別表神社
本殿の様式 流造
創建 伝貞観2年(860年)
機能 寺社
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「まだ神社に行くの?」という妻の機嫌をとるために、港沿いで焼き牡蠣を食べられるお店を探し、軍手をはめて好きなだけ牡蠣を食べおなかを満たし、大分市の市内に向かい最初に立ち寄ったのがこの春日神社(かすがじんじゃ)。
県庁所在地の中心部の住宅街ということだから、恐らく地元では相当な高級住宅街なのだろうと想像される落ち着いた雰囲気の街並みに、ぽっかりと広がる緑ですぐにそこに聖域があると見て取れる。
境内は非常に整った雰囲気で、朱色が広い空によく映える。入り口の神門の脇にはご神木となっている楠の大木が二本、まるで語り合うかのように立っており、その巨大さからもこの場所の歴史の長さを感じ取ることができる。
境内のどこから見ても横の拡がりを持つ拝殿とその奥の本殿に対し、空白の境内を間にもって対峙する二本の巨木が、なんとも絵になる風景を作り出しており、こんな場所が日常空間の一部としてある周辺住民はなんて幸せな日常を過ごしているのだろうと思いながら手を合わして参拝を終える。
ご神木(楠)
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