2015年3月5日木曜日

宮廷教会 (Court Church, Hofkirche) 1553 ★★


ホテルへの帰り道、この街のもう一つの象徴的な教会の前を通りかがる。1553年にマクシミリアン1世の為に建てられたのがこの宮廷教会 (Court Church, Hofkirche) 。その死後に立てられたのだが、マクシミリアン1世は生前に自らどのように死後の手配をするべきかみっちりと計画を練っていたのだという。

その外見からは「ん?」と思ってしまうが、ゴシック様式の分類される建築様式。再度時代の流れを見てみると、1553年とゴシックがリンクして見えてくる。

ロマネスク様式 > ゴシック様式 > ルネサンス様式 > バロック様式 > ロココ様式

ロマネスク建築(10世紀後半〜13世紀)
ゴシック建築(12世紀中頃〜15世紀末)
ルネサンス建築(15〜17世紀)
バロック建築(16世紀末〜18世紀前半)
ロココ建築(18世紀頃)

なんといっても有名なのは、教会内部に立ち並ぶ黒い28体の銅像の姿。この街にとってマクシミリアン1世の存在の大きさを感じ取りながら寒空の下、ホテルへと足を向けることにする。





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