アルテ・ピナコテーク(Alte Pinakothek)が古い絵画。
ノイエ・ピナコテーク(Neue Pinakothek)が新しい絵画。
そうしたらピナコテーク・デア・モデルネ(Pinakothek der Moderne)は?
最近流行のアメリカ人芸人のネタの様に、「ああ~パターン見えてきたよ、ジャーマン・ピーポー!」と言ってしまいそうなこの美術館郡。ミュンヘンの芸術エリアに並列する美術館はピナコテークとなんとも可愛らしい名前をつけられ、それに「古」、「新」、そして「現代」がつけられ立ち並んでいる。
設計はシュテファン・ブラウンフェルス(Stephan Braunfels)によって2002年に竣工した美術館。
ラッキーなことに今日は水曜日ということで無料開放の日。その為に館内には多くの学生と思われる団体が美術館でのワークショップを行いに訪れていた。日本の美術館では考えられないくらいゆったりとした設計で、背の高いロビー空間から東西に伸びるウイングには地下から2階まで展示室が配置されそれを自由にめぐっていく動線となっている。
建築として何かこれといって新しかったり素晴らしい空間があるわけでは無いが、美術館としてしっかりとした設計がなされており、展示計画もよく設計されておりものが乱雑に展示されていたり、窮屈な視線をアートに向けたりというようなことを感じずにアートを楽しめる、そんな美術館となっている。
建物内部はそれほどピンと来なかったが、地下に設置されたトイレはなかなか洒落た設計となっているので、ぜひ体験するのをお勧めする。
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