2013年7月24日水曜日

八坂神社(やさかじんじゃ) 656 ★★


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所在地 京都府京都市東山区祇園町北
主祭神 素戔嗚尊(すさのおのみこと),櫛稲田姫命(くしなだひめのみこと),八柱御子神(やはしらのみこがみ)
通称  祇園さん
社格  二十二社(下八社),旧官幣大社
創建  656
機能  寺社
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詰めすぎた行程と思いのほかの京都のスケール感の為に、予定にないタクシー乗車を繰り返してしまったためもあり、経費削減の為に南禅寺から折角だから八坂神社まで歩いてみようと提案すると、意外や意外、妻は「いいよ」とのこと。

「実は結構距離があるんだけど・・・」

という情報は隠しながら、「途中に結構有名な見所もあるし楽しいかもよ」と妻のモチベーション維持に努める。

「あわよくば、南禅寺のように夜になっても自由に境内に入れるタイプの寺院かも・・・」と大らかさを期待していた浄土宗総本山の知念院。残念ながら大きな三門は硬く閉じられている。その塔頭である青蓮院門跡前の立派な樹木をせめてカメラにおさめ、「こんなに遠いとは聞いてなかった・・・」と言わんばかりに、徐々に口数の少なくなってきた妻からの無言のプレッシャーを感じつつ歩を進める。

知念院の脇を抜けてたどり着くのは円山公園の北入口。この円山公園、寺社でないにも関わらず、JRの「そうだ 京都、行こう」キャンペーンにも登場する京都の名所の一つ。日本の都市公園100選にも選ばれている。

その円山公園を抜けていくと見えてくるのが朱色の鳥居。京都に来るたびに何だかんだで足を運ぶ事になる神社だが、やはりいつ来ても多くの人で賑わいを見せている。なんといっても7月は京都の夏の風物詩である祇園祭の真っ只中。そのメイン会場と言えるのがこの八坂神社。ただしこの時期は神様が神輿にのってお出かけ中なので、お参りしてもご加護は無いよと何人かの京都人に言われる。

この八坂神社(やさかじんじゃ)。二十二社(下八社)の一社に数えられる由緒正しき寺社。全国にある約2,300社とも言われる八坂神社やその関連神社の総本社であり、「祇園さん」として愛されている。

街中にある神社ではあるが、やはり神社と言う事で夜間も境内が出入り禁止になることは無く、南の表参道だけではなく、祇園の町からやってくる西出口や、先ほどの円山公園からの東口など、四方から出入りが可能になっており、常に多くの人が境内を行き来し参拝をしている、とても開けた境内になっている。

当初は南都の興福寺の支配下に置かれていたが、10世紀末に延暦寺がその末寺とし、その後足利義満によって比叡山から独立させられたという、なかなか波乱万丈な生涯を送っている神社。

折角の祇園際なので、夜にその雰囲気を堪能しにくることにして、文句言わずに歩きとおした妻のリクエストに応えることにして、祇園どおりの「よーじやカフェ」でコーヒーを飲んで一息入れて、その後は歩いて水辺の身体スケールの街並みを体感しながらホテルまで歩いて帰ることにする。














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