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所在地 高知県高知市本町
設計 日建設計
竣工 1958
機能 官庁
構造 RC造
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戦後復興期に各地で立てられた官庁建築。
など、当時の建築設計の流れがコンクリート造を使って地震に強い構造を持ちながらも、日本建築の持っていた何かしらの原理原則をこの新しい構造体に融合しようと言う試み。
そんな流れの中で必然的にこの地に現れたこの高知市庁舎。設計は現在東京にて、2020年に向けて議論の的となっている新国立競技場をザハ・ハディド事務所のローカル事務所として奮闘している大手設計組織。
土曜日と言うこともあり、一部を除いて閉館しているようであるが、建て替え計画が数年前に発表され徐々に機能を移動しているということらしい。
時代の潮流を感じられるようなどっしりとした階段の手すりを眺めながら、ほぼ同じ時期に建てられた倉吉市庁舎では、大雪に見舞われてゆっくり見て回れなかったなと思い出しながら地下の駐車場へと下りて行く。
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