2015年2月7日土曜日

殊像寺(しゅぞうじ、(shū xiàng sì) 外八廟 ★ 1774


小ポタラ宮と呼ばれる避暑山荘の北側に位置する3つの寺院をまとめた布达拉行官景区で下記がその3つの寺院である。

殊像寺(しゅぞうじ、(shū xiàng sì)
普陀宗乗之廟(ぷとうしゅうじょうびょう、pǔ tuó zōng chéng zhī miào)小布達拉宮(小ポタラ、Xiăo bù dá lā gōng)
須弥福寿之廟(しゅみふくじゅびょう、xū mí fú shòu zhī miào)

避暑山荘の正門で、「小ポタラにいくにはどのバスに乗ればいいんだ?」と聞くと「向かいのバス停から○○番のバスだ」と言われるままにバス停へ。携帯で地図を見ながらまだいまいち掴みきれていない街のスケール感を想像しながら、やってきたバスに乗り、3つの寺院の一番奥に位置する殊像寺(しゅぞうじ、(shū xiàng sì)前で降りることに。

市の中心部から離れたのが良く分かり、地元民もあまりこなそうな荒涼とした大地。整備されていない道を歩きながら、周りに何も無いので遠くからも視界に捕らえられる寺を目指して歩くこと15分。やっと到着するがなにやら工事中の様子。

この寺院は1774年に山西五台山にある殊像寺を元にしてこの承德の地に建立されたという仏教寺院。小高い丘の地形を利用して、南北に200メートルという奥行きが徐々に地形に沿って高くなっていく配置を取っており、その為に遠い場所からでも全体の配置が山の地形にそってよく見える形になっている。

その手前に位置する二つの寺院に比べ、典型的な漢民族の寺院となっており、良く見かける中国の仏教寺院だと認識できる。

しかし、どうやら入口近くの巨大な樹木も含め、境内の幾つかの建物を修繕を行っているらしく、残念ながら中には入れない模様。

「せっかくここまで来たのに・・・」と思いつつも、振り返ると見えている次の普陀宗乗之廟に行くために、わざわざ先ほどのバス停に戻り一駅バスを乗るよりも、このまま荒涼とした道を歩いていくほうが効率的だろうと判断し、東に向かって歩き始めることにする。








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