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所在地 高知県高知市朝倉
主祭神 天津羽羽神(あまつははがみ)、天豊財重日足姫天皇 (あめとよたからいかしひたらしひめのすめらみこと)
通称 木の丸様
社格 県社、土佐国二宮
本殿の様式 三間社切妻造
神体 赤鬼山(神体山)
創建 不詳
機能 寺社
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敷地の近くには川が流れ、線路が通り、路面電車が走り、複雑な交差点がありと、はじめて行く人にはかなりハードルが高い交通条件で、プラス、目的の神社はそんな複雑な異なる系統の交通網の結束点近くに位置している。
その為にナビで住所を入れていくと、相当にアクロバットな右折を要求させられてとてもじゃないが無理だと言うことで見逃すことになる、相当先にまでいってUターン。今度こそはと気持ちを強く持ち左折して線路を越える。
その先に広がるのはまるで後部の森が住宅地に触手を伸ばしたかのようなうっそうと伸びるくらい参道。「これはなかなか期待できるぞ」と心の中でつぶやきながら、運転でロスした15分を取り戻すべく、徐々に暮れてきた日のが後どれくらい残っているかと心配しながら砂利を敷き詰めた参道を走ることにする。
社殿の北側の広がる標高100mほどの赤鬼山。それが神奈備山(神が宿る山)とされ、この神社の御神体山とされている。その前に立つ本殿からまっすぐに両脇をなかなかの樹齢と思われる杉木立に挟まれた長い参道には一の鳥居から四の鳥居まで直線状に立ち並ぶ。なんとも気持ちの良い空間である。
ポッと開けた空間となっている境内に着くと、真正面に構えのいい本殿。その本殿の後ろには神域感を感じさせれる御神体山の木々が顔を覗かせる。広さはそれほどではないのだが、非常に整った、心地の良い感じを与えてくれる空間である。
傾き色を変えた太陽の光に照らされる境内の木々を見ながら本殿に向けて手を合わせ、もう一つだけ回れますようにとお願いをしてまた長い参道を駆け足で戻ることにする。
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