2014年2月6日木曜日

大神山神社(おおがみやまじんじゃ) 本社 不詳 ★



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所在地 鳥取県米子市尾高
主祭神 大穴牟遅神(大国主神の別名)
神体山 大山
様式  大社造(本殿)
社格  式内社(小)・伯耆国二宮・国幣小社
別称  冬宮
創建  不詳
機能  寺社
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本日はこの山陰巡礼の最後の日。その最後の目的地としてどうしても訪れたいと決めていたのが、山陰の名峰・大山の中腹に位置する大神山神社(おおがみやまじんじゃ)。

長い歴史の中で大山の上から山陰の地を見守ってきたその聖域をどうしても見ていこうと決めてはいたが、いかんせん山陰ということで冬の参拝は相当条件が悪く、かなり危険も伴う。前日も夕方に観光センターに電話をして、雪の状況を聞いてみるが、雪が止むと言う今日の朝の状況次第で参拝に訪れるかを決める事として迎えた最終日。

続いていた雪はやんで朝から太陽が顔を覗かせているが、観光センターに問い合わせてみると、日光に照らされ積もった雪が溶け出し、下がった気温でその水が氷になっているところもあるので、部分的には危険だという。しかし除雪車も入っているので上までは上がってこれるはずというので、その言葉に賭けることにして宿をチェックアウトして出発する。

大神山神社(おおがみやまじんじゃ)は鳥取県の名山、伯耆(ほうき)大山の麓に鎮座する神社である。もともとは、平安時代に天台宗の大山寺(だいせんじ)として建立され、160の院坊と寺領6万石を有する大寺院として、南北朝時代には大きな勢力を誇ったという。

そして明治期の神仏分離令によって、大山寺と大神山神社に別れたという。大山は明治までは「神の山」とされて、大川寺の僧のみ登山が許されており、「大神山神社」の名は、この「神の山」からきているとのこと。

大神山神社は大山山腹の奥宮と、麓の本社の2社に別れ、雪の多い冬季には本来の社である奥宮には参拝が難しく、冬にもお参りができる様にと麓に冬の宮を作り本社としたとされる。

奥宮に行く道すがらに位置する本宮。米子市の住宅地中に静かに鎮座する。一昨日試しに来て見たが積雪の凄さにとっとと逃げ出す様に戻っていったので道はなんとなく覚えている。

一昨日よりは少し雪が減ったように思えるが、それでもまだかなりの積雪を残す道を注意しながら走り、辿りつく早朝の境内。神門を潜り、雪に埋もれ真っ白となった境内へ。本日最初の神域と言うことで、冷たい手水舎の水で身体を清め大社造の本殿へ奥宮へも参拝できますようにと参拝。本殿の裏をぐるりと巡り、この旅最後の目的地をなった大山へ向かうことにする。






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