2018年1月29日月曜日

情報の過剰摂取

食事でも取り過ぎは身体に良くない。
「もう少し・・・」
と欲をだせば、ぐったりと動けなくなる。
腹八分。なんでも、適度が一番。

同じように現代社会では多くのものが身体に入ってくる。
その中で近年加速度的にその量を増やしているのが「情報」。

仕事、テレビ、新聞、ラジオ、ブログ、スポーツ、バラエティー、読書、習い事・・・・

意識をしなければ、一方的に増えるだけ。
食べ過ぎた後にぐったりしてしまうのと同様に、
これだけの情報を無意識に身体に入れ込んでいれば、
身体が、脳がいったいどうなってしまうのか。

情報の断捨離。
収納と同じく、スペースに3割ぐらいの余裕を持たせることを理想に。
情報をフィルターし、しっかりと棚の中に片付ける。
その為に、中華新年を機に、どれが必要で、何が要らないのか、
仕分けをしっかりして次の一年を迎えることにする。

栄養過多にならないこと。
それを目標に過ごす一年にしたいものである。

2018年1月26日金曜日

展覧会 「The Storytellers – Chinese Contemporary Art」 EU大使館 2018


北京を離れる友人夫妻の送別会で知り合ったのが、EUの中国大使をされている旦那さんとその日本人奥様。その繋がりで、大使館の裏にある大使邸で開催される展覧会のお誘いを受けたので、せっかくだからと少し早めに仕事を上がり向かうことに。

中国美術学院を中心に、比較的まだ若いアーティストの作品を紹介する展覧会らしく、一点、とても素敵だなと思える作品に出会う。大使夫妻に挨拶したり、10年ぶりになる知り合いに再会したりとしているが、どうにもこうにもその作品が気になるので、せっかくだからと その作家さんと話をし、担当ギャラリストにも詳しく聞いてみることに。

「こういうのは出会いだから・・・」と自分を言い聞かせ、思い切って購入することに。

新しい一年の日常空間に、自分が気に入った作品が一つあるというのを楽しみにして、
中華新年まで残り少ない日々をまた頑張ろうと気合を入れる。





2018年1月21日日曜日

季節の風物詩 都道府県対抗男子駅伝2018


松の内を終えたらあっという間に二十四節気最後となる大寒を向かえ、やはり一番冷え込む時期だなぁと思いながらテレビをつけると、新年の到来を告げるスポーツの風物詩の最後となる都道府県対抗駅伝の男子の大会が行われている。

駅伝ファンにとって堪らないのは、クリスマスから始まった駅伝シーズン、京都・都大路を舞台とした高校駅伝。元旦の群馬を舞台としたニューイヤー駅伝(実業団)、そして2日3日と二日に渡って東京から箱根までを往復する箱根駅伝(大学生)、それぞれで画面を彩った様々な選手が、今度はそれぞれの出身地に戻り、都道府県のチームとして今度は広島を舞台に熱い戦いを繰り広げるということで、一ヶ月近い駅伝シーズンを走馬灯の様に振り返りながら楽しめるという何とも贅沢な大会。

テレビ放送も、高校駅伝がNHKで始まり、ニューイヤー駅伝がTBS、箱根駅伝が日テレで最後に都道府県対抗駅伝でまたNHKへと一周するなんとも駅伝っぽいではないかと思いながら、広島から宮島までの海沿いの道を往復するコースを眺めながら、今度の休みは久々に広島だなと心に決めながら応援する。

最終区で見事な逆転を成し遂げた埼玉の優勝で終えた大会であったが、福岡の中学生・石田洸介の圧巻の15人抜きのシーンは、来年の高校駅伝でスーパールーキーとしてすぐに出てくるのだろうと新しい楽しみを与えてくれて、5区の高校生区間で前評判通りに区間賞を獲得したのは、高校駅伝で優勝した長野の佐久長聖高のエース・中谷雄飛。高校駅伝同様強気のレース展開を見ていると、こちらも来年の箱根駅伝に一年生選手としてでてくるのではと楽しみは膨らむばかり。

そして最終区で見事な逆転を演じた設楽悠太は青学が台頭する前の箱根駅伝で黄金時代を築いた東洋大学の中心選手。2月に開催される東京マラソンでの昨年のリベンジが期待される日本屈指の長距離ランナーであり、その実力を遺憾なく発揮した姿を見ると、東京マラソンが更に楽しみになるばかり。

京都、群馬、箱根に広島と舞台を違えながらも一年この晴れ舞台を必死に追いかけてきた選手たちが繋いだタスキ。そのタスキで描かれた様々なドラマはまた新しい一年を経て来年この場所へ新しいドラマを描きに戻ってくると思うと、スポーツという季節の風物詩に感謝しながら、花の内ボケしている頭をそろそろ日常へともしていくことにする。

福岡の中学生・石田洸介