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2017年1月23日月曜日

「マダム・フローレンス! 夢見るふたり」 スティーブン・フリアーズ 2016 ★

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スタッフ
監督: スティーブン・フリアーズ
原題: Florence Foster Jenkins
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スタッフ
フローレンス・フォスター・ジェンキンス : メリル・ストリープ
シンクレア・ベイフィールド : ヒュー・グラント
コズメ・マクムーン : サイモン・ヘルバーク
キャサリン :  レベッカ・ファーガソン
アグネス・スターク  : ニナ・アリアンダ
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妻が「気になる・・・」と言っていた一作。諸々の事情から、日本への帰国便が違う飛行機となり、別々に過ごす機内にて、機内プログラムの中で見つけてしまう。「観てしまったら怒るだろうか。それとも向こうの機内プログラムでも上映していて観ていたりするだろうか・・・」と散々悩むが、他に目ぼしい映画が無いために、「えいやっ」と再生ボタンを押してみた一作。

何と言ってもゴールデン・グローブ賞でのスピーチにて、名指しは避けたものの、明らかにトランプ次期大統領への批判を込めた言葉で注目を浴びたメリル・ストリープが音痴のソプラノ歌手を演じる物語。妻の夢を壊さないように、マスコミを買収し、「これが素晴らしい音楽なんだ」とある種洗脳された仲間内のメンバーのみを集める続ける夫役にヒュー・グラント。

緻密に閉じられたネットワークの中で物語を完結させていたメンバーであるが、フローレンスの発案で行ったレコード録音。そしてそのレコードがラジオ局へと送られ徐々に糸が解れていくかのように、隠してきた現実がすぐそこまで迫ってくることに。

フローレンスが招待した軍人相手のコンサートでついに「王様の耳はロバの耳」と言わんばかりに、会場のあちこちから嘲笑が沸き起こり・・・という物語であるが、どうやら実際にあった話を元にしていることらしい。

人は自分が本当にこれが素晴らしいと思うから賞賛しているのではなく、権威のある人が良いといっているから、自分もそれを良いといわないと恥ずかしいのではないかという脅迫概念からそんな態度を取ってしまう。金持ちの道楽として王様の耳と見るのか、それともフェイクニュースが溢れている現代の社会に、「何をもって自らの判断を下すのか」と投げかけられたメッセージと取るかは、画面のこちらにいる人々次第というところか。

ちなみに、妻もやはり機内で観るかどうか迷った末、観たとのことで、時間差で到着した空港で感想を述べ合いながら家路へと着くことにした。





2012年12月24日月曜日

「ラブ・アクチュアリー」


クリスマスというわけで、やはり今年もこの映画を見るという妻の要望に従って、二人でケーキを突きながら、「こんなシーン、あったっけ?」などといいながら、最後はやっぱりホクホクした気分になる一作。

いつになっても古びず、大国ではないが偉大な国のイギリスらしさの沢山つまった内容で、建築家としての日々を夢見て過ごしたロンドンでの時間が、昨日の様に思い出される。

この映画を見るたびに、当時の友人たちに会いたくなり、来年こそはヨーロッパで休みを過ごして皆に会いに行こうと決意を新たにする。



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スタッフ
監督・脚本リチャード・カーティス製作ティム・ビーバン
エリック・フェルナー
ダンカン・ケンワーシー
撮影マイケル・コールター
キャスト
ヒュー・グラント
リーアム・ニーソン
エマ・トンプソン
アラン・リックマン
コリン・ファース
ローラ・リニー
キーラ・ナイトレイ
ローワン・アトキンソン
ビリー・ボブ・ソーントン
ビル・ナイ
ロドリゴ・サントロ
キウェテル・イジョフォー
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作品データ
原題 Love Actually
製作年 2003年
製作国 イギリス
配給 UIP
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2011年12月25日日曜日

「ラブ・アクチュアリー」 リチャード・カーティス ★★★★★



クリスマスに何か一本映画を見るとしたらやっぱりこの一本になるだろうという「ラブ・アクチュアリー」。

妻のお気に入りでもあるので、二人で家でゆっくりしながら、のんびり見ることにする。

イギリスに住んでいたことのある人には特に思い入れの強い映画であるのは間違いないが、日本では遠い存在である「空港」だが、ロンドンに住んでいる人にとってヒースロー空港というのはより身近な存在で、訪ねてきてくれる友人を迎えに行ったり、国を去る親友を送っていったりと、長く地下鉄を乗って辿りつつくのも良し、ヒースロー・エクスプレスであっという間にパディントンに着くのも良しで、到着口で友人や恋人が笑顔で待ち迎えてくれるあの瞬間の喜びはいつまでも忘れることはない。

この映画を見るたびに、恵まれるのならやっぱり男の子がいいかなと思わされ、この時のキーラ・ナイトレイが一番綺麗だったなと納得し、品と格式そして文化の薫りにあふれるロンドンの街の魅力はどの都市でもかなわないと改めて思わされる、それほど絵になる都市の風景に、青春の一時期をここで過ごすことができて本当に良かったなと思わずにいられない。

来年も恐らく同じようにこの映画を見ることになるのだろうと思いながら、今度はどこで見ているのかと想いを馳せる。

2010年12月27日月曜日

「ノッティングヒルの恋人」 ロジャー・ミッシェル 1999 ★★★★★
















I'm also just a girl, standing in front of a boy, asking him to love her.

「ラブ・アクチュアリー」と並んで、クリスマスに見るにはもってこいの一本。恐らくジュリア・ロバーツが一番可愛かった時代の作品。どんなことをしても、スターの風格が漂ってしまう彼女には、やはりスターの役が一番合うのだろう。

サヴォイ、リッツ、ビッグ・ベンといった、いかにもロンドンらしい風景もそうだが、ところどころできっちりとアイ・ストップとして風景を締めてくれるジョン・ナッシュの建物に、やはり絵になるロンドンの街並みを思う。「ロンドン―地主と都市デザイン」の作者・鈴木博之もきっと楽しんだであろう、これぞロンドン。

ポートベロー・マーケットは、ロンドンに生活を持った人なら、必ず一度は訪れたことがあると思われる超有名マーケット。一時期やたらと真似をしたAAスクールの教授が着ているような、味のあるレザー・ジャケットを探しに何度も足を運んだことを思い出す。

夏の終わりに開催される、ヨーロッパ最大級のストリート・フェスティバルと言われる、ノッティングヒルカーニバル。たくさんのサンバ隊が街を練り歩き、カリブ独特の太鼓のリズムが鳴り響き、淡い色で塗られたテラス・ハウス同様に、一日中街が賑やかに彩られる。

そんな街にぴったりの、いかにもイギリス人ぽくいちいち物言いがややこしいヒュー・グラントと、彼を取り巻くいかにもイギリス人らしい仲間達。数人でも、このように気の置けない友人と、辛いことも、楽しいことも、何気ないことも全部共有しながら時間を重ねて生きていく。そんな当たり前の時間を持つことが、一番幸せだと教えてくれる一本。
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ジュリア・ロバーツ、ヒュー・グラント、リス・エバンス、ジーナ・マッキー、ティム・マッキナリー、エマ・チャンバーズ、ヒュー・ボネビル、ジェームズ・ドレイファス、アレック・ボールドウィン、ミーシャ・バートン
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