2024年3月5日火曜日

啓蟄 (けいちつ 二十四節気の3番目)

 

うるう年の2月を超えると本格的に夏のオリンピックを感じ始める。
訪れたパリでは街のあちこちにオリンピックのロゴが張られており、
世界中でアスリートたちが夏のパリに向けて準備をしていることだろう。
次は春の真ん中の春分。
あっという間に過ぎていく春を逃すことなく、
様々な春の息吹を感じて啓蟄を楽しむことにする。

2024年2月19日月曜日

魚座 (Pisces,パイシス, 双魚宮,水) 2月19日~3月20日

 

牡羊座から始まる12星座も最後の一か月となるこの魚座。
冬から春へと本格的に季節が動くこの一か月。
山羊座の一か月で吸収した冬のエネルギーと刺激を、
春の季節で大きく育てるために大切な時間となるこの魚座の季節。
日に日に変化する自然の姿に意識を向けながら、
軽やかな春に向けて心と身体を準備する。



雨水(うすい, 二十四節気の2番目)

 


植物たちが春の訪れを知る積算気温。
暖冬の今年は驚くほど春が早く訪れそうだと思っていたら、
雨水の開始とともに今週は全国的に雨となる。
世界の様々な地域で暦を作った古代の人々が、
この自然のサイクルに大きな力を感じたと納得せずにいられない。
雨の季節が終わったら本格的に春の訪れだろうと思いつつ、
冬の間の準備ができていたかと振り返りながら過ごす二週間とする。

2024年2月4日日曜日

立春(りっしゅん, 二十四節気の1番目)

 


古代より多くの人々が一年の始まりだと感じた日。
季節の始まりを告げる四立。
その中でも冷たい冬を超えた春の始まりである立春に、
特別な意味を与えたのは世界のどこの場所でも同じであった。
これから訪れる春に想いを馳せるのと同時に、
これから始まる新しい一年の巡りにも願いを込める。
テニスシーズンの開始を告げる全豪オープンも、
シナーの初優勝で世代交代が本格的に始まることだろう。
24節気の季節の巡りを生活の一部として、
自然と共に過ごすことのできる一年にしたいと願いを込める。

2024年1月20日土曜日

水瓶座(Aquarius,アクエリアス, 宝瓶宮, 風) 1月20日~2月18日

 

春分の日が12星座の始まりである牡羊座の開始日であったのは古代のことで、
徐々にずれが生じて、今年においては春分の日が属するのはこの水瓶座の季節。
水瓶座の後に魚座が来て、
そして本来の12星座の最初の星座である牡羊座が始まるという訳である。

今年に関していえば、24節気の開始点である立春は2月4日で、
12星座の最初の星座である牡羊座の始まる日である3月21日とは、
およそ一カ月半ほどのずれが生じていることとなる。
立春に合わせた中華新年を迎える水瓶座の一か月。
新しい一年の巡りの開始を感じながら、
軽やかに新しい出会いと体験を楽しみたい。





大寒(だいかん, 二十四節気の24番目)

 

24節気の24番目にあたる大寒は一年の中で最も寒い時期といわれる。
ということはそれを過ぎれば次は春に向かって暖かくなるだけでもある。
一番の我慢のしどころという訳で、
流行り始めた新型のコロナにかかり、
高熱と咳と痰に苦しまされたこの二週間。
NHKでは新しい大河ドラマの光る君への放送か始まり、
高校サッカー選手権では青森山田が圧倒的な力を見せつけ二年ぶり4回目の頂点に立ち、
春高バレーでは駿台学園が二連覇を成し遂げるなど、
高校生の晴れ舞台もそれぞれに勝者が決まり、
次の季節へと動き始めるこの大寒の二週間。
今週末に広島でおこなわれ都道府県対抗男子駅伝では、
高校、大学、社会人と年末年始の駅伝シーンを沸かせた選手が、
それぞれの地元の一員としてどのような走りを見せてくれるのか楽しみである。

2024年1月7日日曜日

人日(じんじつ, 1月7日, 五節句の1番目, 七草粥)

 

正月早々にインフルエンザにかかり、
数日全く動けずに過ごした今年の正月。
気が付けばすでに人日。
毎日お粥で過ごしてきたので今更感はあるが、
折角だから七草粥を食したい。
今年ほど切に新年の健康を願っていただく七草粥もないだろう。