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2012年12月23日日曜日

今年のうちに

今日は天皇誕生日。ここまで来ると流石に一年の終わりと意識せずにいられない。

残り数日と迫った一年の暮れに毎年思うことだが、できることなら今年出来ることは今年のうちに区切りをつけたいと願う。

建築という一つ一つのプロジェクトが数年かかるという職業に就いていると、一年というスパンでモノを考えるよりは、もっと長いスパンで物事に向き合う姿勢が必要だと思考の基準時間軸を伸ばそうと努力はするが、やはり一人の社会に生きる人間として、どうしても来年に今年の雑多な事象を持ち込みたくないと思うのものである。

読みっぱなしの本や、見っぱなしの映画、メモで終わっていた徒然なる事柄に、整理されずにいる訪れた建築、彫りかけの木彫りや、仕事の進行状況。

記録するためではなく、記憶化するために、ちゃんと自ら過ごした時間に向き合い、もう一度行ったこと、経験したこと、感じたことをしっかりと見据えて消化する。

忘れる為に言語化し、生かすために身体の外に置いておく。

部屋の中と同に、激しい情報に一年晒されてきた頭の中も、データで埋まったパソコンの中も同じように綺麗に整理整頓して次の一年に向かう。

そんなことを思いながら、残された数日に思いを馳せる天皇誕生日。

2011年12月23日金曜日

天皇誕生日


















年内最後の祝日・天皇誕生日。

冬至で太陽の力が一番弱まって、再度エネルギーが上昇する一日目というのも奇遇だが、こんな日に仕事をするのは持っての外で、友人や家族と一年を振り返り、残り少ない年の瀬に想いを馳せ、そして少しだけでも参賀の気分に浸ること。そんな過ごし方が正しい気がする。

というわけで、日課のランニングがてらというわけではないが、大量の参賀客に紛れ込んで、桜田門より皇居へ入り、時期が時期なだけに恐らく通常よりも厳重だと思われるボディチェックを潜り抜け、年に二回、正月2日とこの天皇誕生日だけ皇居内に入ることができる一般参賀に参加する。

正門の二重橋からぐるりとまわって宮殿正面にて、天皇・皇后両陛下、皇太子殿下と雅子様、そして秋篠宮殿下と紀子様、眞子様の皇室メンバーに旗を振り、天皇陛下の挨拶を聞く。「心の重い年だった」という言葉に、2011の一年を思い返す。

坂下門に流れる人ごみをすり抜けて、寒空の下、完全に冷え切った身体に鞭を入れ、残りの5キロのランニングを再開する年の瀬。