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2014年3月18日火曜日

ニュースしての広告

朝起きてテレビをつける。脳を目覚めさすのにちょうど良い程度の「軽さ」を持ったワイドショーにチャンネルを合わせる。

そんなワイドショーで最近特に目につくのが、「あるタレントがCM撮影の現場でこんなハプニングがありました」、「こんなお茶目な一面を見せてくれました」といったニュース。そしてそのCMは得てして番組や局のスポンサー企業のもの。

「せっかく撮影したCMを、CMとしてだけでなく、ニュースとしてもお茶の間に届ければより一層の広告効果があるのでは?」といった広告代理店の安易な新潮流なのか、それともステルスマーケティング(ステマ)が叩かれ使えなくなったので、ニュースという冠を被せることで、新たなステマ方式の商品刷り込み作戦としか思えない。

そういうニュースをしゃべっているアナウンサーを見ていると、さぞや虚しく感じているのだろうと勝手に想像力を膨らませてしまう。タレントが違う番組に出演して番組宣伝をするのはまだ理解できるが、こうしてワイドショーにニュースとして広告を刷り込んでくる様子を見ていると、こうして番組内で取り上げてもらうことまで含んで広告費だとしている企業と広告代理店の想像力の無さに別の虚しさを感じずにいられない。

2014年3月11日火曜日

成熟社会としてのパラリンピック

ソチ・パラリンピックでの日本人選手の活躍ぶりがテレビを賑わす。オリンピックの閉会式後、また別のスポーツの世界を見せてくれるこのパラリンピック。それを見てふと思う。

ソチ・オリンピック  参加国・地域数 83ヶ国+5地域(88地域)
ソチ・パラリンピック 参加国・地域数 45ヶ国

オリンピックに比べて約半数の国がパラリンピックに参加している。
そこでパラリンピックでのメダル獲得国を見てみる。

1 ロシア
2 ドイツ
3 カナダ
4 ウクライナ
5 フランス
6 スロバキア
7 日本
8 アメリカ合衆国
9 オーストリア
10 イギリス
11 ノルウェー、スウェーデン
13 スペイン
14 オランダ、スイス
16 フィンランド、ニュージーランド
18 ベラルーシ
19 オーストラリア


約半数という数字をどうみるかだが、恐らくパラリンピックに参加できるような選手をサポートするためには、選手個人の周囲および、社会自体がよっぽど成熟していないと無理なのではと想像する。

障害を負った選手が、モチベーションを保ちながら、国際レベルで通用するための訓練をすることは、通常の選手が練習をするのとは全く違ったレベルのことであろう。そのために周囲の理解、そしてサポート。時間もお金も相当に必要となってくることであろう。

それを所属する組織や会社、もしくは個人がすべてを負担するのは不可能に違いない。スポンサーや国の大いなるサポートがあってのことだと想像する。

生活を支え、なおかつ競技を続けることを支えていける社会。恐らく経済が行き詰まり、閉塞感に包まれた社会では、恐らく障碍者スポーツを維持していくことはかなり厳しいのだと思わずにいられない。そう考えると、生きにくいと言われがちな日本の成熟した社会のレベルが、今回のパラリンピックを見てその基礎の厚さを証明しているかのように思われる。