2006年3月29日水曜日

マリリン・モンロー


「セクシー」といわれて、「マリリンモンロー」と想像するのは21世紀になっても変わらない北米はつくづくポップだと思う。

カナダはトロントで180mの高層コンドミニアムのコンペがあり、うちのオフィスの案が一等を取りメディアカンファレンスのために昨日からトロントに来ている。

上の階に行くにつれて各階が回転し、建物全体が美しい曲線で構成されるこの建物にクライアントがつけたニックネームは「マリリンタワー」。

敷地があるのはトロント郊外のミソサガという都市。そこの市長さんは86歳の女性で僕らの世代が生まれる前から市長をしてるという名物おばさんらしい。去年「世界ベスト女性市長」第二位に選ばれたとのこと。ちなみに一位はアテネらしい。

そんなわけでその名物市長さんもカンファレンスに顔を出してくれ、「市長の若いときはこんなセクシーだったんですよね?」なんて言われて上機嫌。なかなかキュートな方で、30年近く市長の座に居座り続けるのにもなんか納得。

モンロータワーが完成する2008年にもしっかり市長でいてほしいものである。

2006年3月26日日曜日

棲家


今クラブなるものを設計している。
中国語発音なら一声の踊るほうのクラブ。

深圳で6店舗ライブハウスやレストランを経営するクライアントさんが北京に出店するので設計しているという訳。

で、クライアントが一度来て雰囲気を見てくれとのことで昨日から深圳入りし、インテリア
デザイナーと一緒に6店舗のうち3店舗と最近新たに開店したクラブを見てきたところ。

深圳ではかなりのおしゃれスポットの様で、Morcheebaなんか呼んでしまう様な本格的ライブハウスらしく、どの店舗に行っても人だかり。レストランではジャズの生演奏でしっとりと、ダンスフロアではイギリス人DJのハウスで盛り上がり、でラテンアメリカからのバンドの生ライブでお酒を飲むと。ご飯が食べれて、音楽を楽しめて、お酒が飲める。そういう大人の遊べるところって確かに北京にないですもんね。

そんなわけで夜中の3時までキッチンからバー内部、DJブースまでメジャーとスケッチブック片手に片っ端から測量。ちなみにクライアントさんは朝方4時まで踊り続けた。

そこに行けば誰かに会えるような、ほんとに落ち着ける棲家みたいなバーつくりますんで、北京在住のみなさんぜひ7月末まで楽しみに。

ちなみにそんなこじゃれスポットなのに、やっぱりサイコロ回すんですね。