2014年2月4日火曜日

中山神社(なかやまじんじゃ) 707 ★★


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所在地 岡山県津山市一宮
主祭神 鏡作神(かがみつくりのかみ)
様式  中山造
社格  式内社(名神大)、美作国一宮、旧国幣中社
創建  707年
別名 仲山大明神・南宮
機能  寺社
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雪が降っていませんように。と願って起きて外を見るが、どうやらまだ本降りではない様子。これ幸いと、できるだけ早めに目的地を廻るようにと7時前にホテルをチェックアウト。向かった先は津山市北部に鎮座する中山神社(なかやまじんじゃ)。美作国一宮である。

その歴史は駐車場に向かう参道左脇に突如現る驚くほどの巨木の幹によって知ることが出来る。こちらの巨木は「祝木(いぼぎ)のケヤキ」と呼ばれ、樹齢約800年と言う。相当な霊気を漂わせる巨木であるが、この神社にはこのケヤキクラスの巨木が他にも存在することから、如何に自然と深い関係を持ちながら長い歴史を保ってきたかを知ることが出来る。

鳥居をくぐってすぐ左に「中山神社のムクノキ」と呼ばれる岡山名木百選に選ばれている巨木が視界に入ってくる。この樹は樹齢約500年で、先程のケヤキに負けず劣らずなかなかの霊気を発している。

その脇を通り抜け、非常に整った参道を進むと待ち構えるのは、入母屋造と妻入に特徴のある神社建築様式の本殿。この様式は「中山造」といわれ、美作(みまさか)地方における神社建築の主流となっているという。

境内を裏に回ると、「ヘビに注意」というなんとも恐ろしい看板を脇目にしながら、摂末社である猿神社(さるじんじゃ)へと繋がる鳥居をくぐる。朝一番からの山登りに、「どれだけかかるのかな・・・」と不安になりながら先を進むと、なんともあっさり左手に小さな社殿が見えてくる。

安産の御利益があると言われ、ぬいぐるみの小猿を奉納する風習があるらしく、小さな社殿には小さなお猿さんのぬいぐるみで溢れている姿がなんとも可愛らしい。雪で滑りやすくなった足元に注意を払いながら、本日最初の神域を後にする。



















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