2015年12月5日土曜日

山陝甘会館(山陕甘会馆,shān shǎn gān huì guǎn,さんせいかんかいかん) 1776 ★★



開封鼓楼からさらに北上し住宅街を入っていくと突然立派な門構えをした屋敷が見えてくる。これが次の目的地である山陝甘会館(山陕甘会馆,shān shǎn gān huì guǎn,さんせいかんかいかん) 。何かと言うと、清の時代つまり1644年から1912年にこの開封で非常に商売に成功を収めた3人の男が資金を出し合い建設した会館であり、その3人の出身地が山西省、陝西省、甘粛省であったために、それらの頭文字をとって山陝甘会館と名付けられたという訳である。

なんでも内部に施された様々な装飾は非常に価値のあるものらしく、中国人観光客に説明している現地ガイドの話に耳を傾けると、内部の様々な場所にいってはその石彫りの彫刻の意味と価値を説明している様である。

先ほどの鼓楼が明時代(1368年-1644年)でこちらが清だから「こちらのほうが随分モダンという訳か・・・」などと時間軸に照らし合わせながら、そろそろ落ち始めた夕陽を気にしながらさっさと内部を見学する。













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