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所在地 静岡県浜松市天竜区春野町領家
主祭神 火之迦具土大神(ひのかぐつちのおおかみ)
社格 式外社,総本宮
創建 和銅2年(709年)
機能 寺社
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実家のある三河地方では、町内会を代表して毎年数人がこの秋葉神社に訪れて、火事などに遭わないようにと火災鎮護のご祈祷に来る慣わしが今でも残っており、道中70歳を超える、「朝から電車を乗り継いで、最後は数の少ないバスを乗り継いでやってきたのを今でも覚えているよ」と懐かしそうに何十年も前のお参りの様子を語ってくれた。秋葉山本宮秋葉神社(あきはさんほんぐうあきはじんじゃ)はその北に聳える秋葉山の山麓に鎮座する神社であり、山頂に位置する上社と麓に位置する下社によって構成されており、日本全国に約800社存在すると言われる秋葉神社の起源として崇められている神社だという。
古来より火そのものに対する信仰が根本であり、上記の様に周辺地域から火災防止の為のご祈祷に訪れる人が多く存在する神社でもある。
下社の目の前に流れるのは非常に透明度の高い気田川であり、その河原はキャンプ地としても人気があるようで、駐車場が広く取られている。その目にある神社専用の駐車場から山の斜面に沿うようにしてかなり長い石階段を上っていくと、ふと平らになった場所に鎮座する拝殿と向き合うことになる。下社の境内は斜面に位置していることもあり、かなりこじんまりとした様子。拝殿の作りも非常にシンプルなものとなっている。
折角ここまで来たのだからと、案内板にそって上社へも参拝しようと山道を進んでいくが、細い山道で前方から対向車が来るために、さっさと引き返すことになり、上社への参拝はまた今度の機会に取っておくこととする。
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