2014年4月26日土曜日

太廟(太庙) 労働人民文化官 1420 ★★★



折角の一人での北京の週末。オフィスには午後から出ればいいのでということで、あと少しとなっていた八廟巡りをしてしまうことにする。

そこで向かったのは堂子と太庙。中国語での説明によると

堂子:原位于南河沿南口路北、北京饭店贵宾楼所在地,始建于1644年。供奉清入关前战死的4位祖先的遗物,清朝廷建立政权后,凡有重大的政治、军事行动,就在庙内举行祭把、誓师。

太庙:在今劳动人民文化宫内,明永乐十八年(1420)兴建,是明清两代封建帝王供奉祖先的场所,即皇帝家庙。

となっている。堂子に関しては現存しているのかどうかいまいち分からないまま「どうせ「労働人民文化官に近いから見つからなくても良しとしよう」ということでスクーターで春晴れの街にでかけていく。

行楽日和ということで、天安門に向かう多くの旅行客の列をのけながら情報どおり北京ホテルのVIP棟までやってくるが、どうやら其れらしきものは無いらしい。念のためを周囲を一周ぐるりとめぐるがやはり無い様である。

しょうがないので太庙がある労働人民文化官に向かうことにするのだが、記憶に拠れば確か正門が南に向いていて故宮の横から入る形になっていたと思い、故宮と天安門に向かう大量の旅行客の流れに乗ることに。

折りしも昨今の続発するテロ対策としてか天安門付近に近づく為に一人一人の安全検査が行われているようで、列は少しも流れていかない。「この炎天下でこれはさすがに無理だ・・・」と諦めて先程スクーターを停めた場所に戻り、道を北上すると、「労働人民文化官入口←」の案内が。

故宮の南東に方形の形をして陣取っている為に、正門となる南門は先程のルートでないとアクセスできないがこちらの東門はびっくりするほど混んでなくさらりと入れる。

中に入るといたるところに「太庙施工」という看板が張ってあるので厭な予感を感じながら、其れらしき門の前に行くとがっちりと閉められた門の前に係員のおばさんが座っている。中を覗いて聞いてみるとやはり修理の為に5月半ばまで工事中だという。

同じように中を覗いていたおじさんも輪に入ってきて、「九壇八廟の堂子を探してきたんだけど見つからなかったんだけど、壊さされたのかな?」と聞いてみるが、二人とも、「アイヤー、そんな内容は私には分からないよ」と笑っている。

外の大勢の観光客の姿が嘘の様に静かな園内。中が見れないのは残念だが、また夏に訪れればいいかと少々満足を覚えて園を後にする。

























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