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所在地 ヴェネツィア(Venezia)
竣工 1565
機能 住宅
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アカデミア橋を渡ってサン・マルコ側に戻ってくると右手に見えてくるのがこのパラッツォ・カヴァッリ=フランケッティ(Palazzo Cavalli-Franchetti)。これもかつては貴族の邸宅であったが、パラッツォ(Palazzo)の名が冠せられているところから分かるように、今はアートの展示などに利用されているという。
その窓からもゴシック様式の建物であることが良く見て取れる。その名前にもついているライモンド・フランケッティ(Raimond Franchetti)は1878年にこの館を購入した人物であるが、この息子が後にカ・ドーロの修復に尽力したジョルジョ・フランケッティだという。よほどの資産家一家だったのだろうと想像を膨らませる。
橋の上にくると、館の庭にアート作品が展示されているのが見えてくる。自転車を何台も整合させて大きなオブジェとしている中国人アーティストのアイ・ウェイウェイ(Ai Weiwei)の作品だという。恐らくビエンナーレのオープニングに合わせて展覧会がスタートする模様で、最後の設置が急ピッチで進められている横を通ってサン・マルコ広場方面へと進んでいく。
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