2013年5月3日金曜日

身に覚えのない引き落とし

昨晩、ネットバンキングで振込みをしていた妻が、おかしな引き落とし項目を見つけた。

月末に「楽天カードサービス」の名目で12000円もの引き落とし。

「楽天カードなんて持っていたっけ?」と聞かれるが、まったくもって使った記憶もなければ、作った記憶もまったくない。

他のカードの間違いかと、所有する他のカードの明細を調べてみるが、やはり該当するような項目はない。

「これはまさか・・・・」と、

「身に覚えのない 引き落とし カード」と検索してみると、結構被害が出ているらしい。

「しかし、持ってもないカードでどうやって引き落としができるのだろう??」と思いながらもカード会社に電話をするが、時間外ということで、明日改めて電話してほしいと言われる。

そんな訳でネットで同様の事例を調べ、まずはカード会社に連絡。そして銀行にも連絡がベストということで、朝一に改めて両社に連絡することに。連休最終日の夕方というのに、すっかり詐欺にあったように気分が暗くなり、この影響かは知らないが悪夢でうなされることになる。

明くる朝、カード会社に連絡すると、「確かにカードは作られた履歴が無い」という。では、どういう経緯での引き落としかを調べてもらい、折り返しの電話をもらうことにする。

その電話を待つ間に銀行に連絡するが、本人確認の為に折り返さなければいけないというので、「海外なので電話代がこちらにもかかるのですが」というが、「決まりごとなので・・・」というフレキシビリティに欠ける対応。

そんな訳で銀行からの電話を待つ間にカード会社からかかってきた電話で原因発覚。なんと「建築学会の年会費の引き落としで、先方が決済につかっているのがこちらの楽天カードサービス」ということらしい。それなら建築学会年会費という項目表記にしてくれればと思いつつ、とりあえず発覚した原因にほっとして電話を切り、改めて銀行にも連絡を入れる。

恐らく日本全国で同じように眠れない夜を過ごした建築家は山ほどいて、同じタイミングでカード会社に問い合わせた人は数十人単位でいるのではと想いをめぐらす。カード会社か銀行かが少し気を利かせればこんなこんな煩わしさが随分省けるのにと思わずにいられない。


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