アメリカならば、先に逝ったお婆さんとの思い出を胸に生きるお爺さんが、空に飛んでいって大冒険を繰り広げるという、陽の世界なら、日本はそのお婆さんとの思い出は、沈んだ水の底にあるという、なんとも陰な世界観。
数年前にアカデミー賞のなにかの部門で受賞したと覚えていたので気になってみてみた一本。
無声映画で雰囲気のある画風。そして地球の行く末を暗示するような海面の上昇によって水没していく街と、それに伴って上へ上へと積み上げられる家。
設定もストーリーも芸術性もレベルが高いので期待をしてみていたが、あっさりの幕切れ。まぁこういう作品はそういうものだろうと一人で納得してみることにする。
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第81回(2009年)アカデミー賞 短編アニメ映画賞
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