日本から帰ってきた妻と一緒に、近くの映画館で見た3Dアニメ映画。ドリームワークスの最新作で、恐らく「原始時代にアルマゲドンが来たらどんな感じだったんだろうね」のような会話があって始まった企画だろうと想像せずにいられない。
アイス・エイジの最新作も同じような「子を心配する父親と、親の保護を抜け出して好奇心とともに新しい世界に飛び出そうとする子供との間の葛藤と家族愛」がテーマであったが、恐らく何でもやってあげて、すべての危険を取り除こうとする過保護の親と、その保護の下新しい世界にチャレンジすることなく小さくまとまる子供というのが、最近のアメリカでも問題になってきているのだろうと想像する。
危険を顧みないくらい、新しい刺激を求めて、新しいチャンスを求めて足を踏み出そう。というメッセージは現代のどの国にでも叫ばれる共通なものなんだろうと思わずにいられない。
「アバター」をドリームワークス風のアニメにしたら・・・のような映像がいたるところに散りばめられ、未来だけでなく、過去も同様に現在からの距離でいえば幻想を見せる可能性があるんだと改めて感心することになる。
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スタッフ
監督クリス・サンダース
キャスト
ニコラス・ケイジ
エマ・ストーン
ライアン・レイノルズ
キャサリン・キーナー
クロリス・リーチマン
クラーク・デューク
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作品データ
原題 The Croods
製作年 2013年
製作国 アメリカ
製作 ドリームワークス
配給 20世紀フォックス映画
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