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所在地 埼玉県川越市宮下町
主祭神 素戔嗚尊(スサノオノミコト)
創建 533年
機能 寺社
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埼玉県内では唯一の神社隣接の結婚式場である氷川会館があり、縁結びの神様と知られるだけあって、春の陽気に包まれた境内は結婚式の参列者と思われる人や、カップルの姿で賑わいを見せていた。
上を見上げると、木製の鳥居としては日本一の大きさと言われる大鳥居が青空に向かってすくっと聳え立ち、その朱色をよく映えさせている。
石岡のお祭り(茨城)、佐原の大祭(千葉)、と並んで関東三大祭りに数えられる川越祭りはこの川越氷川神社の例大祭だというが、関東出身でない自分にはどうにもその三つの祭りがピンと来ず、いつかぜひとも見に行ってみたいと思いながら境内の中へと進んでいく。
本殿裏手に二本並んで立っているご神木は樹齢600年を超えるというなかなか立派な樹木で、その日本の周りと8の字を描きながら廻るとご利益があるというように、ふらっと着てはぐるりと廻って、真ん中にお賽銭を置いていく地元に人の真似をして自分も神木に手を触れながらぐるりとしてみることに。
そんな姿に代表されるように、川越という人口30万程度の中規模都市において、しっかりと重要なハレの場として非日常の中心として役割を果たしている寺社仏閣の空間を見せてくれる。
境内に飾られた早咲きの桜の枝の様に、なんだか華やいだ空気の流れる境内に感じた。
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