一年の終わりのこの季節。
一年を振り返ると同時に、「来年の今頃はどうなっているだろうか?」と思いを馳せる。
たった一年で仕事内容や、家庭の状況、生活レベルなどがドラマティックに変化するはずも無く、やはり結局は「今」の積み重ねが来年の「今」となって現れてくるのだろうと思う。「今」の延長線上にあるその先の「今」という訳か。
ホップ・ステップ・ジャンプ
と言うように、なんだか分からないがいきなり今までやってきた事が実り、大きく生活スタイルが変化する。大きな仕事のチャンスを手に入れて、望むように日常を過ごせる。そんな漠然とした夢のような変化が起こるのではと思っていた若かりし頃から、さすがにそんなジャンプはできないものだと理解する30代。できる事はひたひたと「今」を確実に前に進めること。
その先の「今」を見る為に、かつて歩いた「今」を見る。一年前、何を考えていたか。何を行っていたか。その時点よりも、現時点の自分がどれだけ進歩していると感じられるか?成長したと思えるか?何かが変わったか?
一年前の「今」に比べて少しでも心も生活も豊かになったと思えているのなら、少しでも職能人として成長していると思えているのなら、それは積み重ねた「今」を肯定してあげて、その先の「今」に希望を抱くことにして今年を終えることにする。
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