ハンヌ・リントゥ(Hannu Lintu)
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前半
交響曲第3番 ハ長調 Op. 52 (Symphonie Nr 3)
交響曲第4番 イ短調 Op. 63 (Symphonie Nr 4)
後半
交響曲第2番 ニ長調 Op. 43 (Symphonie Nr 2)
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音響設計の豊田さんに誘っていただき、すみだトリフォニーホールにて行われるコンサートに妻とそろって足を運ぶ。
今年はフィンランド出身の作曲家であるジャン・シベリウス(Jean Sibelius)の生誕150周年ということで、同じくフィンランド出身の指揮者であるハンヌ・リントゥ(Hannu Lintu)を招待して、シベリウスの作品を演奏するというもの。その初日に当たる今夜はリントゥが新日本フィルハーモニーを指揮するもの。
豊田さんのご友人の音楽通のご夫婦ともご一緒させていただき、「今夜はアルファ波にやられて寝てしまわないように気をつけよう・・・」と意識を集中して聞き入っていると、その名は良く聞いていたが、しっかりと曲を聴いていたなっただけで、「あれ、この曲知ってるな」というメロディが多く演奏され、非常に迫力のある前半。
幕間に豊田さんにつれていただき、ホール内のあちらこちらの席にいき、それぞれの場所での音響の効果とその原因、そして舞台への視線の状況など、設計に関わった、そしてその後も長い年月このホールに関わってきたプロフェッショナルの経験と言葉によって、非常に濃密な知識を教えていただいた。
演奏終了後、「挨拶に行きましょう」という豊田さんに連れられて、バックステージの指揮者の部屋へと伺い、昨日も一緒にお寿司を食べていたというリントゥに早速今日の演奏の感想を伝えている豊田さんの姿に、世界の一線で活躍し続ける理由を垣間見た気がする。
現在手がけているコンサート・ホールの話をし、いつかそこで演奏をしてもらい、それを鑑賞するのを楽しみにしていると挨拶をして、ホールを後にし、5人そろって近くの居酒屋へと場所を移し、これもコンサートに足を運ぶ大きな楽しみの一つである、時間を共有した人との感想の言い合いに花を咲かせながら、おいしいお酒を酌み交わすことにする。
ジャン・シベリウス(Jean Sibelius)
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