せっかくの日曜日だからと、昨年も足を運んだコロンビアロード・フラワーマーケット(Columbia Road Flower Market)沿いにある、友人の飛び切りのおすすめだという素敵な雰囲気の隠れ家的なレストランで友人達とゆったりしたランチを取り、ロンドンっ子が両手に抱えきれないくらいの花を買い込んで帰っていく姿を見ながら食後のコーヒーをいただき、せっかくだからとテムズ以南の新しい建築を見ていこうと友人が車で案内してくれることに。
テロ対策で市内は30kmとスピード制限がかけられるその道すがら、テムズの袂に独特な姿を見せ始めている建設中の建物が。急いで写真に納め調べてみると、SimpsonHaughというイギリス人建築家の設計事務所による、One Blackfriarsという高級アパートメントとホテルが入る高層ビルのようである。
50階建てで170Mの高さとなるその建物は中央部が膨らみ登頂部に向けてセットバックしていく特徴的な形で、ロンドンのスカイラインに新しい表情をすでに与え始めている様子である。
ザ・シャード(The Shard)やウォーキートーキー(Walkie-talkie)に続く、ロンドンの都市改造の新しいメンバーとして、テムズ川沿いの一等地に立つこの建物が来年の今頃には完成しており、どのような表情としてロンドンの都市に現れるのか、高層ビルに関わる建築家としてぜひとも見てみたいものである。
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