2017年10月20日金曜日

烏鎮南区(乌镇南栅,Wuzhen Nanzha,ナンジャー) ★


イベント終了後、まだ日が高いからということで、よりローカルの雰囲気が残っているという南区もせっかくだから足を運んでみようということで、朝歩いた道を再度いくことに。

付き添いの子は、「南区はそんなに見るものないですよ・・・」とあまり乗り気ではない様子で有るが、せっかくだからと場所を聞くと、南といってもほとんど西と東の間に位置する小さなエリアをそう呼ぶという。

実際、街一番の川沿いに小さな通りが走っていて、そこがちょっとした目抜き通りになっており、確かにこれといって何か観光地化されている訳でもなく、ただただ地元住民の普通の生活の様子が見て取れる。

少し奥に入っていってみると、公営住宅のような建物が何棟も同時に建設されており、その奥には「拆」の字が壁に書かれて、激しく解体されたいくつもの建物の姿が。北京ではすっかりみることのなくなった「拆」と、まるで巨大なハリケーンでも通り抜けたかのように跡形も無く壊されているエリアの姿と、そのすぐ後ろに位置する歴史地区として保存される街並みとの対比に、この街の強い光と影を感じつつ、ホテルのある西地区へと足を向けることにする。













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