何でこんなにも魅かれるのか分からないが、男性にとって恐竜というのは小さいころに脳に植えつけられた未知の世界のシンボルと言ったロマンティックな意味をもつのだろう。
「The Dinosaur Project」を見たからという訳ではないが、たまたま見つけたデジタル・ドキュメンタリー映画。ディスカバリーチャンネルなどでいかにもありそうな、現代のCG技術を駆使して、かつて地球上を闊歩した恐竜世界の実写的再現かと期待してみてみることに。
恐竜が死滅した4500万年より以前の世界で、恐竜が存在した時間を三畳紀、ジュラ紀、白亜紀と呼ぶが、その気の遠くなるような長い時間に存在し、それぞれ異なった時代に地球を支配した主要な恐竜を、相当精密なコンピューター・グラフィックで再現して紹介していくのだが、それを海の中、海中恐竜に焦点を当てた一作。
恐竜の名前やTriassicが三畳紀など、実生活でお目にかかることのない英語ばかりで、相当理解に苦しむが、それでもやっと人類の目の前に姿を現したダイオウイカなんて比にならないくらいの巨大スケールの恐竜達。弱肉強食の世界で繰り広げられた長き文明以前の世界が、パンゲアから徐々に離れた大陸として地球上に場をつくっていくマントルの活動と平行して繰り広げられていたと想像すると、どうにもこうにも心の高揚が止まらなくなるから不思議である。
こういう映像を見るたびに、恐竜を刈りにいくゲームが流行るのも無理はないかと思わずにいられない。
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