中華新年という西洋カレンダーとは違った新年を持つ国に住んでいると、
「日本の新年はいつなんだ?」
という質問に良く出くわす。
「昔は中国と同じカレンダーを使っていたが、近代化を目的に100年近く前に西洋と同じカレンダーへと移行したが、まだまだ昔の風習も残っているので、ところどころで中国暦と同じ節句などがあるんだ。」
と説明するが、詳しくは改暦ノ布告(太陰暦ヲ廃シ太陽暦ヲ頒行ス)によって西洋に合わせる形で明治5年(1872年)に天保暦(太陰太陽暦)からグレゴリオ暦(太陽暦)への移行が行われという。
しかし現代のコスモポリスである北京に暮らす太陽暦の国の人々にとってはやはり1月1日が新年であり、クリスマスを家族で過ごして、新年は恋人か友人と過ごすのが普通なので、どうしても年末年始にかけて国で新年を過ごす人が街から去っていき、オフィスの中もなんとなくがらんとした雰囲気に包まれる。
外国人を抱える大抵の企業ではそんな事情をうけて、30日から3日までを休みとするが、どちらにせよ多くの外国人はクリスマス前後から既に国に戻ってしまう人が多く、オフィスに残るのは中国人スタッフが大半という飛車角落ちの様な状態での営業となる年末年始。
一ヵ月後には1週間ほどの中華新年がやってくるので、なんだか気持ち的にはまだ余裕を感じて過ごすつかの間の新年休日。
そんな訳で新年が二つあるのは嬉しいのだが、やはり日本のしんしんとした新年を過ごさないと、なんだか新しい年になったという気持ちの引き締まり方が感じられないのはしょうがないかと諦める。
「日本の新年はいつなんだ?」
という質問に良く出くわす。
「昔は中国と同じカレンダーを使っていたが、近代化を目的に100年近く前に西洋と同じカレンダーへと移行したが、まだまだ昔の風習も残っているので、ところどころで中国暦と同じ節句などがあるんだ。」
と説明するが、詳しくは改暦ノ布告(太陰暦ヲ廃シ太陽暦ヲ頒行ス)によって西洋に合わせる形で明治5年(1872年)に天保暦(太陰太陽暦)からグレゴリオ暦(太陽暦)への移行が行われという。
しかし現代のコスモポリスである北京に暮らす太陽暦の国の人々にとってはやはり1月1日が新年であり、クリスマスを家族で過ごして、新年は恋人か友人と過ごすのが普通なので、どうしても年末年始にかけて国で新年を過ごす人が街から去っていき、オフィスの中もなんとなくがらんとした雰囲気に包まれる。
外国人を抱える大抵の企業ではそんな事情をうけて、30日から3日までを休みとするが、どちらにせよ多くの外国人はクリスマス前後から既に国に戻ってしまう人が多く、オフィスに残るのは中国人スタッフが大半という飛車角落ちの様な状態での営業となる年末年始。
一ヵ月後には1週間ほどの中華新年がやってくるので、なんだか気持ち的にはまだ余裕を感じて過ごすつかの間の新年休日。
そんな訳で新年が二つあるのは嬉しいのだが、やはり日本のしんしんとした新年を過ごさないと、なんだか新しい年になったという気持ちの引き締まり方が感じられないのはしょうがないかと諦める。
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