2017年1月10日火曜日

映画の季節

年が明けるとすぐに報じられるゴールデン・グローブ賞の模様。その報道の最後には必ず2月終わりに行われるアカデミー賞の受賞予想がついてまわる。そうかと思えば、二月頭から開催されるベルリン国際映画祭のニュースも報じられ始め、一気に映画熱が高まるのがこの季節。

普段はなかなか忙しく、今年の話題作など調べている暇も無いが、長期休暇と重なって、日本でぜひともこれらの映画賞の受賞、ノミネート作品でも映画館で観てみようかとどんな作品が話題に上がっているのか調べるのもまたこの季節の楽しみである。

今年最大の注目作品の「ラ・ラ・ランド」は必ず映画館で観るべき作品のようであり、トランプ次期大統領へのスピーチで注目を浴びるメリル・ストリープの「マダム・フローレンス」もヒュー・グラントとの共演が気になるところで、遠藤周作作品のハリウッド化、しかもマーティン・スコセッシの手によるものとして、数多くの日本人俳優も出演して話題の「沈黙」は必見であろうし、じわじわと昨年のキネマ旬報ベスト・テン日本映画で一位まで上り詰めたという「この世界の片隅に」もこの機会にぜひ映画館で観てみたい作品であるし・・・と思いをめぐらす。アカデミー賞やゴールデン・グローブ賞のノミネート作品とその日本公開スケジュールをチェックしながら過ごすこの時期もまた、季節の風物詩ということだろうと思いながら、選択した映画をカレンダーに楽しみとともに入れていくことにする。

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