2016年10月9日日曜日

季節の風物詩 一級建築士試験2016 設計製図 「子ども・子育て支援センター(保育所、児童館・子育て支援施設)」

秋が深まるとやってくるこの季節。昨年は高齢者、そして今年は子育て世代。年末のHNKスペシャル並に世相を感じることができる風物詩。

H23 2011「介護老人保健施設」
H24 2012「地域図書館」
H25 2013「大学のセミナーハウス」
H26 2014「温浴施設のある道の駅」
H27 2015「市街地に建つデイサービス付き高齢者向け集合住宅」
H28 2016「子ども・子育て支援センター(保育所、児童館・子育て支援施設)」

中核都市の市街地で、公立の小学校か公園に隣接する敷地に、子どもの健全な育成にふさわしい子育て支援センター。 保育所、児童館、子育て支援施設を併設するというから、乳幼児のためのほふく室から食事を出すための調理室、天井高を高めにするプレイルームまで考慮して設計をしなければいけないから、かなり難易度の高い課題であるが、これから十数年はこの様な建築が必要になってくることは間違いないであろう。

解答例を見てみると、屋外遊技場との関係で保育室関係は一階で決まりで、天井高の高いプレイルームとそれに併設して屋上庭園の配置からほぼ全体の計画が決まってきそうな感じであろうか。設計していた保育施設併設の語学学校もやっと竣工を迎えた今年を振り返る、タイムリーな課題であった。

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