長らく進めてきたシカゴでのジョージ・ルーカス美術館の計画が敷地の変更を迫られ、その後様々な友人からも「どうなっているの?」と聞かれてもなかなか応えることができなかったが、その間に進めていた別の都市での計画がやっと日の目を見ることになった。
といっても最終的にどこに立つのかはまだ未定であるが、二つの候補に絞りながら、サンフランシスコとロサンジェルスの敷地にて同時に二つの案の設計を進めている状況である。
当然のように敷地が変われば、様々な条件も変わり、一品モノである建築はほぼ一から設計を練り直さなければいけなくなり、それが二つともなれば、相当なエネルギーと時間を費やしてプロジェクトが進められることになる。
そのために、こうしてデザインの進行状況を世間の人々に見てもらえるということは、ここまでプロジェクトが進行してきたことの大きな通過点であり、と同時に様々な意見を聞くとても良い機会になることと祈りながら、実現までにまだまだ長い道のりを何とか完走するようにと気を引き締めることにする。
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