昨日のパーティーですっかり寝坊して遅めの朝食を取っていると、同じように眠そうな眼を擦りながらも朝食を逃すまいとやってくるパーティーの出席者に手を振る。別れを惜しみながらも、次の再会を約束してヴァドステナを離れまたストックホルムへと車を飛ばす。
すっかり慣れてきた平坦な道を快調に飛ばして向かう先はシーグルド・レヴェレンツの「聖マルコ教会 St. Mark's Church Markuskyrkan」。日曜ということもあり、ちょうど終わったミサのタイミングで、優しそうな司祭さんが快く内部を見せてくくれる。ミサでともしていたローソクの火を消す作業を一旦止めてくれて、巣晴らしい内部空間の写真を撮ることができた。
車を返しにイケメン・パラダイスのレンタカー屋へと市内中心部に戻り、中央駅を通り抜けて予約してあったアイスバーで強めのウォッカを胃に流しこみ、次の目的にへと向かうために港へと向かいチケットを片手にフェリーに乗り込む。
穏やかなバルト海に沈み行く夕日を見ながら、ここから出向していったバルティック海海軍はまさか極東の国で惨敗を記すとは夢にも思わなかっただろうと坂の上の雲に想像を膨らませながら、ムーミンの国に到着するまでの一夜を穏やかな船の中で過ごす。
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