夏が近づいてきているといっても、外はすっかり暗くなった20:30。テレ・カンファレンスで繋がれるのは地球の裏側でこれから新しい一日を迎える朝9:30のブラジル。
サンパウロ中心地の敷地を使っての新しい住宅プロジェクトを進める現地のディベロッパーが我々MAD Architectsに興味を示してくれて、まずは要望をヒアリングしてのイニシャル・アイデアを先方に提示する会議である。
そんな訳で資料を纏めてくれたイタリア人と韓国人のスタッフと3人のパートナーとで会議に臨む。
パートナーのチュンがMAD Architectsと今までのプロジェクトについて説明をし、その後マーが今回のプロジェクトに対してのアイデアを説明する。
その話を、「これは結構無理だろうな・・・。でも、実現できたら楽しいだろうな・・・」と心の中で思いつつ、嫌な思いも沢山しつつも、少なくともそうやってワクワクできることを仕事として日々を過ごせるのは幸せなことなんだろと、ふと思う。
そして先日まで行われていたコンフェデレーションカップと、来年に予定されるワールド・カップ。そして今も収束しない反政府デモに悩まされる・ブラジル(Brazil)。
そんなことを思いながら頭の中では別のことに思考が飛んでいく。それは、今月後半にパートナーのマーが講演に行く予定になっているロシア(Russia)。遅れてきた大国という感もあり、徐々に建築の分野でも可能性が開けてきている感じがする。
そして先月の始めにアソシエイトのイタリア人スタッフが視察に向かったインド(India)。彼の知り合いでデリーの建築事務所に勤める建築家がチームを組んで仕事をできないかと声をかけてくれたので、現地の事情を知るためにそのアソシエイトがデリーとその郊外およびチャンディガールへと視察に行き、その報告を受けていた。
そして今、こうしてテレカンファレンスをしている、我々がいるのは中国のChina。
見事に出揃うBRICs(ブリックス)。
そう気がついて一人でゾクっとする。
その波の中にいると間違いなく世界が変わりだしていることを感じずにいられない。数少ない巨大な中心から、分散された局所的な中心が生まれだしていると実感する。
恐らく遠くない将来に、自分でもそれらの地に足を運ぶ機会もでてくるかも知れないが、ぜひ変わり始めた世界の姿をしっかりと目に焼きつけ、その空気をしかと身体に吸い込んで、新しい世界に必要な良い建築を作っていきたいものである。
サンパウロ中心地の敷地を使っての新しい住宅プロジェクトを進める現地のディベロッパーが我々MAD Architectsに興味を示してくれて、まずは要望をヒアリングしてのイニシャル・アイデアを先方に提示する会議である。
そんな訳で資料を纏めてくれたイタリア人と韓国人のスタッフと3人のパートナーとで会議に臨む。
パートナーのチュンがMAD Architectsと今までのプロジェクトについて説明をし、その後マーが今回のプロジェクトに対してのアイデアを説明する。
その話を、「これは結構無理だろうな・・・。でも、実現できたら楽しいだろうな・・・」と心の中で思いつつ、嫌な思いも沢山しつつも、少なくともそうやってワクワクできることを仕事として日々を過ごせるのは幸せなことなんだろと、ふと思う。
そして先日まで行われていたコンフェデレーションカップと、来年に予定されるワールド・カップ。そして今も収束しない反政府デモに悩まされる・ブラジル(Brazil)。
そんなことを思いながら頭の中では別のことに思考が飛んでいく。それは、今月後半にパートナーのマーが講演に行く予定になっているロシア(Russia)。遅れてきた大国という感もあり、徐々に建築の分野でも可能性が開けてきている感じがする。
そして先月の始めにアソシエイトのイタリア人スタッフが視察に向かったインド(India)。彼の知り合いでデリーの建築事務所に勤める建築家がチームを組んで仕事をできないかと声をかけてくれたので、現地の事情を知るためにそのアソシエイトがデリーとその郊外およびチャンディガールへと視察に行き、その報告を受けていた。
そして今、こうしてテレカンファレンスをしている、我々がいるのは中国のChina。
見事に出揃うBRICs(ブリックス)。
そう気がついて一人でゾクっとする。
その波の中にいると間違いなく世界が変わりだしていることを感じずにいられない。数少ない巨大な中心から、分散された局所的な中心が生まれだしていると実感する。
恐らく遠くない将来に、自分でもそれらの地に足を運ぶ機会もでてくるかも知れないが、ぜひ変わり始めた世界の姿をしっかりと目に焼きつけ、その空気をしかと身体に吸い込んで、新しい世界に必要な良い建築を作っていきたいものである。
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