2013年7月18日木曜日

天皇神社(てんのうじんじゃ) 鎌倉時代後期 ★

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所在地  滋賀県大津市和邇中
主祭神 素盞嗚尊 (すさのおのみこと)
社格  式内社,旧村社
創建   鎌倉時代後期
機能   寺社
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日が沈むまで後どれくらい時間があるのか?

を気にしながら琵琶湖北西部最後の目的地である天皇神社に到着。一の鳥居付近に駐車場らしきものはなく、地元民に迷惑がられながら、なんとか角に寄せて駐車する。すると同じように後ろに駐車された車から、同年代と思われる男性が降りてきてはとっとっと境内に入っていく。

「こんな時間にわざわざ車で参拝とは、珍しい人がいるもんだな・・・」と思いながら、階段も無く周囲と地続き感のある境内に「スッ」と入る。

中央に拝殿を眺めながら、ゆったりとした境内に散らばる摂末社を眺めていると、先ほどの人が本殿にお参りをした後に、左右の灯篭に火を入れている。「なるほど、神社の人が・・・」と納得し、ちょうど昼と夜の境目にいるんだと思うと、なんともゾクゾクする。

天皇神社とは、なかなか勇気のいる名前をつけたもんだと思って説明を読んでみると、もとは牛頭天王社と呼ばれ、明治になって現在の呼名に改められたと言う。天王が、天皇となったのであろう。小野天皇社とも書かれており、先ほどの小野神社の関連社だと分かる。

琵琶湖西部はこれにて終了と、日が沈むまで今度は琵琶湖の東で最後の悪あがきだと、琵琶湖大橋に向かって車を走らせることにする。













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