MAD Synapse
アジアン・アーキテクトのシナプス・アーカイブ
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2025年4月4日金曜日
清明 (せいめい 二十四節気の5番目)
沖縄ではこの季節に先祖供養の
清明祭(シーミー)が行われるというが、
中国では24節気の清明の時期が清明节(チンミンジエ)と呼ばれ、
地元に戻り家族でお墓の掃除をする習慣が残る。
文化や慣習が軽やかに海を越え、広がりを持っていったかがよく分かる。
様々な濃さを持った染みが何重にも重なりあう世界に国という境界が引かれていくのだが、
やはり陸や海を渡った人を介して様々な文化が広がっていき、
その先に今の我々が生きているんだということを考える、そんな清明の季節にしたいものである。
2025年3月21日金曜日
牡羊座 (Aries,アリエス, 白羊宮,火) 3月21日~4月19日
一年をかけて巡ってきた12個の星座の巡りも、
昼と夜の時間の長さが等しくなる春分の日に、
また新たな一年のサイクルをスタートさせる。
西洋占星術ではこの日が一年の始まりとされてきたというから、
古代の人がどれだけ昼と夜に空を見上げて季節を読み取っていたかが感じられる。
新しい一年の先頭を切る牡羊座に希望に満ちた明るい一年を願う。
2025年3月20日木曜日
春分 (しゅんぶん 二十四節気の4番目)
昼と夜の長さがほぼ同じになるこの日は、
12星座の最初の牡羊座に太陽が入り、
新しい一年のサイクルが始まると認識されてきた。
社会生活を潤滑に運営する為にカレンダーが発明され、
1月1日を元旦としてきた歴史よりもはるかに古く、
世界中のあちこちで空を見上げて季節の移り変わりを読み取っていた人たちにとって、
この日がどれだけの意味を持ったのかを知ることは現代人にはできない。
しかし冬から春に向け太陽が再び力を強くして、
昼と夜が均衡するこの一日に自然のバランスが変化したことを感じていたことは、
現代に生きる我々でも感じることができる。
自然の様々な場所で芽生え始めたエネルギーを、
風景としてそして食材として、できるだけ感じる春分の季節としたい。
2025年3月5日水曜日
啓蟄 (けいちつ 二十四節気の3番目)
大地が温まり、土の中から虫たちが顔を出す頃。
今までこつこつと積み重ねてきたことが、
少しづつ芽吹いていく季節となりますように。
2025年3月3日月曜日
上巳(じょうし, 3月3日, 五節句の2番目, 桃の節句)
去年の東京マラソンはパリオリンピックの選考を兼ねていたと思うと、
一年という時間はやはり長いものだなと思わされる。
陰陽五行思想
から奇数は
「陽」の力を持つとされ、
その奇数が重なる日に季節の旬のものからエネルギーを頂くという意味で、
五節句には七草粥や栗ご飯、おはぎやそうめんなど、
季節を感じさせる食べ物が思い浮かぶ。
雛祭りと一緒になった上巳の節句では、
菱餅やちらし寿司となるのだろうが、
はまぐりの吸い物でも食べられることを願って過ごす。
2025年2月19日水曜日
魚座 (Pisces,パイシス, 双魚宮,水) 2月19日~3月20日
流れ出す水を眺めながら過ごした一か月から、
二匹の魚が水面から飛び跳ねる姿を見ながら、
今年も12星座の一年の巡りが最後に近づいて来たのだと実感する。
次の牡羊座が始まる頃は本格的な春が来ていると思うと、
この魚座の一か月に新しい季節に向けて、
しっかりと
心と身体を整えることにする。
2025年2月18日火曜日
雨水(うすい, 二十四節気の2番目)
立春が一日早まったために、例年よりも一日早く雨水の季節へ突入した。
寒いと思っていた気温も、気が付けばかすかに春の温かみを感じるようになってきた。
自然の巡りとは不思議なもので、
冬の蓄えの時期から、実りの秋に向けて、
新たなる季節を始めているのだと気づかされる。
自分にとって今年の収穫がその先の未来に繋がるようにと意識し、
徐々に日の力を増していくこの季節を楽しむことにする。
2025年2月3日月曜日
立春(りっしゅん, 二十四節気の1番目)
一年の始まりを告げる立春。
今年はいつもより一日早く2月の3日となったこの日。
太陽の周りと自転をしながら回る地球にできた季節の変化に、
どうにか数字を当てはめて、自分たちの理解の範囲におさめようと、
四苦八苦してきた人類の歴史と自然の摂理のせめぎあいを感じる。
およそ二週間で移り行く24節気と歩みを共にして、
自然の風景や動植物たちの姿も驚くほど変化していく。
この一年の巡りが世界にとって、
優しく温かいものになることを願う。
2025年1月20日月曜日
水瓶座(Aquarius,アクエリアス, 宝瓶宮, 風) 1月20日~2月18日
毎朝撫でてきた山羊座の頭から、
今度は壺から流れ出す水を触れて過ごす一か月となる。
水瓶座と魚座の二か月を経て、
12星座は再度始まりの牡羊座へと一年の巡りを終える。
24節気は一足先に一年の輪を閉じることになるが、
水瓶座を迎える12星座の一年も、
そろそろ一年の輪の終わりを意識する季節に入ってくる。
水の流れを表わす二つの星座の季節に、
一年の間に身体と心に溜まった様々な滓を流し、
澄んだ流れと共に新しい循環を始められるように過ごしていきたい。
大寒(だいかん, 二十四節気の24番目)
本来なら24節気の中で一番の冷え込みになるはずの大寒の季節だが、
今年は暖冬なのか、すでに春の様な日差しに包まれている。
駅伝、バスケ、バレー、サッカーと、
高校生の熱い戦いに心を震わせた年末の季節も、
やっと一段落して落ち着いてきた感のあるこの大寒の季節。
テニスでは新しいシーズンの開幕を知らせる全豪オープンが佳境を迎え、
来週には春節を迎えアジアの様々な地域で新しい一年が開始する。
古来より幸運を象徴してきた蛇の一年が、
実りの多い一年になることを願う。
2025年1月7日火曜日
人日(じんじつ, 1月7日, 五節句の1番目, 七草粥)
年男の正月を迎えたと思ったら気が付けばすでに人日。
一年の健康を祈り今夜は粥をいただくことにしよう。
2025年1月5日日曜日
小寒(しょうかん, 二十四節気の23番目)
24節気の中では23番目で
一年の循環の
最後となる小寒の季節がやってきた。
太陽暦の正月に合わせ、年末年始の行われた様々なイベントが続いた。
高校駅伝では佐久長聖が見事な二連覇を果たし、
すっかり年末の風物詩をなったM1グランプリでも、
令和ロマンが史上初の二連覇を達成した。
ウインターカップでは昨年の決勝で涙を呑んだ福岡大付属大濠が、
圧倒的な力を見せてリベンジを果たし、
正月明けの箱根駅伝では國學院大學の三冠を阻止し、
大会新記録で二連覇を成し遂げた青学の
フレッシュグリーンが箱根路を駆け抜けた。
こうしてみると二連覇やリベンジと勝つも負けるも、
その思いは次の年へとつながっているのだと再認識させられる。
サッカー、バレー、ラグビーとまだまだ続く高校生の晴れ舞台。
今しか立てない最高の舞台で自分の力を出し切って、
様々な思いを抱えて次のステージに向かっていく、そんな時間になることを願う。
2025年1月1日水曜日
巳年
2025 令和七年
巳
年
乙巳(きのとみ)
年男となる巳年の2025年。
「
蛇の道は蛇」を常に心がけ、
前に伸びる道を歩んでいった先人に心を馳せ、
後ろに続く道を意識し足元を踏みしめ、
数年で訪れる知名の日に向けて歩みを進める一年とする。
新年
良い一年になりますように
。
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